バレルめっき工程の改造およびめっき条件の最適化
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
株式会社秦野精密
| 事業者名 | 株式会社秦野精密 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩郡さつま町 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 熱処理 |
| 従業員数 | 35人 |
当社の生産品は自動車向けが95%を占め、そのほとんどがファインブランキング加工(FB加工)で製造されている。FB加工は高精度な部品加工を可能にするが、金属の異方性により熱処理後に穴径の歪みが生じ、仕上加工が欠かせなかった。技術力を高めた諸外国と円高水準の中で競争する状況があった。
抱えていた課題
やったこと
熱処理前後の製品の変化量(歪み)を三次元測定機で正確に測定し、その実態を詳細に把握した。FB加工後の製品と熱処理後の製品を測定して変化量を評価し、その結果をもとに金型を補正する工程を繰り返した。異方性の歪みには法則性があることが分かり、その法則性を分析して金型形状に反映させた。これにより、仕上加工を要しない加工技術を確立した。
仕上加工を要しない加工技術を確立したことで、熱処理後の仕上加工工程を削減できる見込みとなった。これにより製品の付加価値が高まり、競争力が強化される。高精度化により切削を必要としない製品を提供できるようになり、顧客だけでなく業界全体やユーザーにもコストダウンをもたらすと見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
自動車向けFB加工の既存事業と異方性による歪みへの取組が一貫しており、仕上加工削減という課題が位置付けられている。
自動車向け生産が95%と記載され、仕上加工を削減できる技術が競争力強化につながるとしているが、市場や競合との比較は乏しい。
製品単価の4割を仕上加工費が占めるという課題が明示され、仕上加工削減による付加価値向上の計画が読み取れる。
付加価値向上の方向性は示されるが、数値による目標値や賃上げ目標の記載は見当たらない。
開発の工程(測定と金型補正の繰り返し)は述べられているが、担当体制や人材の記載はわずかである。
仕上加工不要で高精度・コストダウンを提供できるという価値は示されるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
測定、金型補正を繰り返す遂行方法は述べられているが、スケジュールや期間の記載がない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ファインブランキングで仕上加工を不要にする高精度加工は差別化の要素だが、高付加価値化の水準は数値で示されていない。
円高や諸外国との競争に触れ、業界全体やユーザーへの波及がうかがえるが、国が補助する理由の具体的記述は少ない。
仕上加工費4割の削減可能性は示唆されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は記載されていない。
三次元測定機によるデータ分析を金型補正に用いる点はうかがえるが、デジタル技術の位置付けは限定的である。
革新的な技術確立が国際競争に役立つと述べられ、構造転換への言及がわずかにうかがえる。
公開情報では判断できません。
高精度化で切削を必要としない製品の提供が可能になったことを受け、既存注文の増加と新規受注の拡大を目指している。
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
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