ものづくり補助金平成24年度沖縄県

超微細霧大量発生機による生産プロセス強化のための試作開発

株式会社ぬちまーす

この事例のポイント

  • 当社の塩を増産するためには、生産コスト低減が課題となっている。
  • 生産プロセスを強化するため、細かい霧を発生させる機械装置の開発に取り組んだ。
  • 試作機を稼働させたところ、飛躍的に大量の霧が発生した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ぬちまーす
所在地沖縄県 うるま市
業種食料品製造業
技術分野切削加工
従業員数43人
資本金2.1億円
設立1997年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算当社の塩を増産するためには、生産コスト低減が課題となっている。
  • 生産能力商品を安定的に出荷するためには、超微細で気化効率の高い霧を大量に発生させる機械の開発が必要となっていた。

やったこと

生産プロセスを強化するため、細かい霧を発生させる機械装置の開発に取り組んだ。供給された海水を細かくすると単位時間あたりの気化効率が上がり、生産量の増加につながる。取組みとして海水供給方法と切断線を自社で設計した。委託先の一般社団法人ものづくりネットワーク沖縄の協力を得て、3Dプリンターによる海水空気供給装置の開発と海水切断回転盤の製作を行い、試作機を完成させた。

  • その他超微細霧大量発生機海水空気供給装置海水切断回転盤
  • 加工機3Dプリンター

新しい製品・サービス:超微細霧大量発生機

事業の効果

試作機を稼働させたところ、飛躍的に大量の霧が発生した。理論どおりの計算どおりに超微細霧の大量発生が確認できた。この結果を受けて、今後は生産体制を増やしていく方針である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.5 / 514観点のうち11観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

伸びしろがあった観点

  • 2
    強み・弱みを踏まえた優位性市場動向や自社の強み・弱みへの言及は乏しく、競争優位性を示す記述は薄い。
経営戦略との整合性2.7
  • これまでの取組との一貫性3

    製塩業の増産課題に対し、生産プロセス強化のための霧発生機開発に取り組んだと記述され、事業との一貫性が読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    市場動向や自社の強み・弱みへの言及は乏しく、競争優位性を示す記述は薄い。

  • 課題の認識と解決3

    生産コスト低減が課題と認識され、供給海水を細かくして気化効率を上げ生産量を増やす方策が示されている。

事業の実現可能性2.6
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、生産量増加の方向性のみで実現可能性の数値根拠は弱い。

  • 事業を進める体制3

    委託先の協力を得て3Dプリンターによる装置を試作し、試作機完成まで実施した体制が示されている。

  • 顧客とニーズの裏付け2

    顧客ターゲットや選ばれる理由は製塩の事例では示されず、製品価値の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋3

    試作機を稼働させ理論通りの超微細霧の大量発生を確認し、今後の生産体制拡大につなげる段階的な計画が示されている。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性判断できません
  • 新しさ・高付加価値ー

    公開情報では判断できません。

公的補助の必要性2.0
  • 波及効果・雇用2

    地域産業への波及や雇用創出についての記述はなく、国が補助する積極的理由は薄い。

  • 費用対効果2

    投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されておらず、記述は薄い。

  • イノベーションへの貢献2

    超微細霧の大量発生機の開発はあるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記述は薄い。

政策面判断できません
  • 成長分野への進出ー

    公開情報では判断できません。

  • 地域経済への波及ー

    公開情報では判断できません。

今後の展望

今後生産体制を増やすことにつなげていく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。