排ガス分析装置と高効率バーナーで、消費エネルギーを大幅に削減

成果省エネルギー量は年1,358.3klで、消費エネルギーを大幅に削減した。

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この事例のポイント

  • 排ガスの分析結果を基に、電力・都市ガス・酸素の供給量を最適化した。
  • 炉外での燃焼に頼らず、炉内で完全燃焼を促す制御を可能にした。
  • 予熱装置を燃料転換し高効率バーナーを導入して、排ガス損失を減らした。

事業者のプロフィール

法人番号6180001037514
所在地愛知県東海市
業種鉄鋼業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 未燃ガスの炉外燃焼によるロス電気炉の排ガスに含まれる一酸化炭素などの未燃ガスは、炉外燃焼塔で完全燃焼させて排出していた。そのため、完全燃焼で得られる発熱エネルギーがロスになっていた。

やったこと

  1. 事業の内容電気炉に排ガス分析装置を導入した。タンディッシュ予熱装置は燃料転換と高効率バーナー化を行った。事業期間は令和3年度から令和4年度。
  2. 排ガス分析に基づく酸素供給量の制御排ガス成分を分析し、その結果から炉内の溶解状況を把握する。分析結果を基に最適な酸素供給量に制御して電気炉の二次燃焼を最適化し、電力・都市ガス(13A)・酸素の供給量を最適化した。
  3. 燃料転換と高効率バーナー化タンディッシュは、連続鋳造で溶鋼を一時受け止める受け皿で、鋳造前の予熱が必要になる。燃料転換と高効率バーナー化を組み合わせ、熱伝導効率を上げつつ排ガス損失も減らして燃料消費量を大幅に削減する方式とした。

補助金を使った経費

  • 製鋼設備排ガス分析システムタンディッシュ予熱装置高効率バーナー経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は年1,358.3kl(申請時の計画値より算出)。
  • 電気炉の未燃ガスを炉内で完全燃焼させ、エネルギー効率が向上した。
  • 燃料転換と高効率バーナー化により、燃料消費量が大幅に削減された。

事業者の声

従来、電気炉の排ガスに含まれる一酸化炭素等の未燃ガスは、炉外燃焼塔で完全燃焼させて排出していたため、完全燃焼によって得られる発熱エネルギーのロスが発生していました。

今回、排ガス分析装置を導入することによって、炉内での完全燃焼を促進させる制御が可能となりエネルギー効率が向上しました。

今後も継続してエネルギー効率化事業を推進し、更なる省エネ化を実現していきます。

愛知県の鉄鋼業
出典・注記

今後の展望

今後も継続してエネルギー効率化事業を推進し、更なる省エネ化を実現していく。

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