ベーキング炉を連続ラインに替え、処理量を約20倍に

成果生産量が約20倍(180tonから3,623ton)に増え、顧客の求める生産能力に応えられるようになった。

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この事例のポイント

  • めっきの焼付工程をバッチ式から連続処理のラインに替え、稼働時間内の処理量を大きく増やした。
  • 炉内温度をフィードバックしてガス燃焼量を常時制御するPID制御を採用し、省エネ設計にした。
  • 生産能力の課題を解決するため、大型の設備更新に省エネ補助金を活用した。

事業者のプロフィール

法人番号8220001004747
所在地石川県金沢市
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 処理能力の不足バッチ式のベーキング炉では処理量が限られ、顧客の求める生産能力に応えられなかった。

やったこと

  1. 事業の内容めっき処理の焼付工程で使うベーキング炉1基を、ベーキング炉ラインに更新した。生産効率を上げ、エネルギー消費の原単位を改善する事業。
  2. 連続処理ラインへの更新バッチ処理式の炉から、連続処理が可能なベーキング炉ラインへ替えた。これにより稼働時間内の処理量が大幅に増えた。
  3. PID制御による温度管理炉内温度をフィードバックし、ガス燃焼量を常時コントロールするPID制御を採用した。

補助金を使った経費

  • ベーキング炉1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 生産量は180tonから3,623tonになり、約20倍に増えた。
  • エネルギー消費量は94.2klから309.6klになった。生産量が大きく増えたため、消費量も増えている。
  • 原単位は事業実施後に改善となっている。具体的な数値は示されていない。
  • 可能処理量は約20倍になり、顧客の期待に応えられるようになった。

事業者の声

弊社ではめっき処理工程であるベーキング処理において、顧客の求める生産能力に応えられないという課題がありました。課題を解決するために、消費するエネルギー量や生産性において、従来のバッチ式ではなく新設のインライン連続ベーキング炉に更新することになりました。大型の設備更新ということもあり、活用出来る補助金を検討し、省エネ補助金に申請しました。結果、省エネ設備に更新ができ、可能処理量も約20倍になり顧客の期待にも応えることが出来ました。新規ベーキング炉を導入した生産設備は生産量にまだ余力がありますので今後は更なる新規案件の受注を目指していきたい。

石川県の金属製品製造業
出典・注記

今後の展望

生産量にはまだ余力があるため、今後は新規案件の受注を目指す。

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