熱処理炉を低炭素工業炉に更新し、省エネ率45.9%

✓ 経産省などの認定・選定

成果燃料使用量が大幅に減り、省エネルギー率は45.9 %、削減コストは年1,425 (万円/年)となった。

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この事例のポイント

  • 工場で最大かつエネルギー使用量の多い熱処理炉を、排熱回収機能を備えた低炭素工業炉に更新した。
  • 燃料を灯油からガスに転換し、脱炭素化を進めた。
  • 省エネルギー率は45.9 %、省エネルギー量は162.7 (kl/年)となった。

事業者のプロフィール

法人番号8120001050231
所在地福岡県北九州市
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • エネルギーの大量使用熱処理は金属産業に欠かせないが、エネルギーを大量に使い環境負荷が大きい業種である。九州工場で最大かつエネルギーを大量に使っていた熱処理炉の省エネ化が必要だった。

やったこと

  1. 事業の内容自動車や鉄鋼、建設機械など幅広い分野の金属に熱処理加工を施す事業。九州工場で最も大きく、エネルギーを多く使っていた熱処理炉を更新した。
  2. 低炭素工業炉への更新燃焼式熱処理炉を、排熱回収で損失熱を抑えるリジェネバーナシステムを備えた低炭素工業炉に更新した。吸引した排ガス温度の85%以上の超高温予熱空気を供給でき、廃熱回収をしない場合と比べて大幅な省エネができる。
  3. 灯油からガスへの燃料転換燃料を灯油からガスに切り替え、脱炭素化を促進した。

補助金を使った経費

  • 低炭素工業炉(燃焼式 熱処理炉)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は162.7 (kl/年)となった。
  • 補助対象設備の省エネルギー率は45.9 %となった。
  • 削減コストは1,425 (万円/年)となった。
  • 燃料使用量の大幅低減に比例し、CO2排出量を低減した。
  • 「灯油」から「ガス」への燃料転換により、脱炭素化を促進した。

受けた国の認定・補助金

補助金・助成金

  • 事業再構築補助金(第8回)中小企業庁・8,000万円

事業者の声

当社は、1909年創業以来、熱処理専業者としての道を一貫して歩んできました。熱処理は鉄鋼・機械金属産業分野において必須ですが、エネルギーの大量使用等環境負荷の多い業種でもあります。その環境負荷軽減のため、時代に応じたエネルギーの選択、省エネルギー設備の導入等を積極的に実施してきましたが、その一環として、当社九州工場最大且つエネルギーを大量使用していた熱処理炉を最新の省エネ炉にする事としました。補助金の活用により省エネ化する事で環境・社会に貢献しつつ企業としての発展も実現できました。この設備を有効に活用し、また今後も計画的な設備投資を行うことでより一層の省エネルギー化、持続可能な社会の実現に向けて歩を進めていきます。

福岡県の金属製品製造業
出典・注記

今後の展望

この設備を有効に活用し、今後も計画的な設備投資を行うことで、より一層の省エネルギー化と持続可能な社会の実現に向けて進めていく。

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