パンチレーザ複合機を更新し、電力量を約70%削減

成果1サイクルの電力量が約70%減り、所要時間も713.0秒から627.5秒に短縮した。

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東京都の金属製品製造業

この事例のポイント

  • CO₂レーザからファイバーレーザ搭載の複合機に替え、切断スピードが2〜3倍になった。
  • 待機中の消費電力が大きく減り、1サイクルあたりの電力量は約70%減った。
  • 従来機では加工が難しかった高反射材(アルミ・銅・真鍮)が加工できるようになった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 加工時間と待機電力従来のCO₂レーザ式の複合加工機は切断に時間がかかり、待機中の消費電力も大きかった。また、アルミ・銅・真鍮などの高反射材は加工できなかった。

やったこと

  1. 事業の内容半導体製造装置や通信機器向けの精密板金部品を生産する工場。試作板金など多品種小ロットを得意とし、加工機の自動化とIoTによる見える化で効率よく加工し、24時間生産できる「即日板金」を実現している。
  2. ファイバーレーザ搭載機への更新ブランク加工に使うパンチレーザ複合機を、CO₂レーザ発振器からファイバーレーザ発振器の設備に替えた。切断スピードが2〜3倍になり、待機中の消費電力も大幅に減らせるようになった。

補助金を使った経費

  • パンチングプレス(レーザ複合機含む)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 1サイクルあたりの所要時間は713.0sから627.5sに短縮した。
  • 1サイクルあたりの電力量は2.152kWhから0.649kWhになり、エネルギー削減率は約70%となった。
  • 導入設備の省エネルギー量は年間4.154kl、補助対象設備の省エネルギー率は69.8%となった。
  • 削減コストは年間370,000円、CO2削減効果は年間8.162t-CO2となった。
  • 高反射材の加工が可能になり、加工できる材料の幅が広がった。

事業者の声

以前使用していたパンチレーザ複合加工機(CO2レーザ発振器)を、最新の設備(ファイバーレーザ発振器)に更新することにより、切断スピードが2~3倍になり加工時間が短縮され、単位時間あたりの生産性が向上しました。また、従来機では加工困難だった高反射材(アルミ・銅・真鍮)の加工が可能となりました。電力に関しては、待機中の消費電力が大幅に削減できるため従来機の70%程度となり省エネ対策としても有効です。

東京都の金属製品製造業
出典・注記

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