サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社アラクス
成果加工時間 1倍→0.5倍
| 事業者名 | 株式会社アラクス |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 観音寺市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 28人 |
| 設立 | 1973年 |
弊社はレーザー加工機やTIG溶接機などを使い、ステンレス、アルミ、銅、鋼などの部品加工(切断、曲げ、溶接)を担っている。取引先は300社以上で、多品種小ロット製品を1〜7日の短期間で製造・納品することが特徴である。日本のステンレス鋼生産量はほぼ横ばいだが、中国の生産量が大幅に増加しており、世界の生産量も増加すると見込まれ、ステンレス鋼加工を主軸とする弊社にも受注増が期待されている。
抱えていた課題
やったこと
最新型ファイバーレーザー加工機を導入した。この加工機は発振効率が高く、ビーム品質の良い高出力ファイバーレーザーで、業界初のビーム可変ユニット「ENSIS」を搭載し、加工対象に合わせてビームを最適化できる。ENSISにより、エネルギー密度の高い極細のビームを発生させ、ビーム波長が短波長であるため金属材料に対して高吸収特性を持つ。これにより加工対象への熱影響を最小限に抑え、加工の高精度化と高速化を実現した。さらに既存のレーザー加工機やベンダー機とともにIoTネットワーク環境を強化し、製造工程全体を網羅した生産管理体制を構築した。蓄積・分析した保守・監視情報により、トラブルを未然に防ぐ予知保全も強化した。
| 加工機 | 最新型ファイバーレーザー加工機 |
|---|---|
| その他 | ビーム可変ユニット(ENSIS) |
| ソフト | IoTネットワーク環境・生産管理システム |
新しい製品・サービス:最新型ファイバーレーザー加工機(ビーム可変ユニットENSIS搭載)による高精度加工
加工スピードは従来のレーザー加工機に比べ約1/2に短縮し、電力やアシストガスなどのランニングコストも約1/3に削減できた。これによりリードタイムが短縮され、製造コストも低減した。加工の高精度化と高速化により製品の品質向上と超短納期化を実現し、高効率生産と安定供給ができる体制を整えた。また、新規顧客開拓による売上増や新規雇用の拡大も見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
現有のレーザー加工機やベンダー機を活かした多品種小ロット製造と、ステンレス・非鉄の割合8割超の目標が書かれている。過去の取組との連続性は具体的に読み取りにくい。
取引先300社以上、多品種少量、1〜7日の短期納品という強みと、高精度・短納期化の顧客ニーズへの対応が具体的に書かれている。
外注加工によるコスト増が課題と明示され、新設備導入で製造リードタイムと生産コストの低減を図る計画が示されている。
5年間の売上目標が1年目1万千円から5年目4.5億円程度まで数値で示され、加工速度約1/2、ランニングコスト約1/3の目標も具体的。
従業員28名や製造体制の強化は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制について具体的な記述は読み取れない。
ステンレス・アルミ・銅の色もの加工を確立する目標や、高精度・短納期という選ばれる理由が整理されている。
導入後のIoT環境構築や予知保全の強化は書かれているが、具体的なスケジュールや課題解決の段取りは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
ファイバーレーザーのビーム可変ユニットENSISは業界初と書かれ、高水準の付加価値化をうかがわせるが、市場での普及度の数値は示されていない。
ステンレス生産の世界的増加に伴う受注増や新規雇用の拡大が書かれているが、川上川下への波及効果の具体的な数値は示されていない。
加速とランニングコストの削減率が示され、費用対効果の根拠は具体的だが、補助金投入額との比較は書かれていない。
IoTネットワークによる生産管理体制と予知保全の強化が書かれ、デジタル技術の活用による製造工程全体の見直しが示されている。
ステンレス鋼の需要増への対応は書かれているが、日本経済の構造転換に資するという観点まではうかがえない。
香川県観音寺市の企業として地域社会への貢献や新規雇用の拡大に触れているが、地域特性を活かした具体的な説明は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はステンレス鋼と非鉄の割合を全体の8割以上に高め、色もの加工(ステンレス鋼、アルミニウム合金、銅合金)で確固たる地位を確立することを目標としている。本事業による売上目標は1年目1億円、5年目4億5千万円としている。
一日一歩
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分