LPG式フライヤーを電気式に替え、省エネ率28.9%に

✓ 経産省などの認定・選定

成果補助対象設備のエネルギー使用量が512kl/年から148.3kl/年となり、省エネルギー率は28.9%、削減コストは年1,310万円となった。

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この事例のポイント

  • 冷媒規制を機に冷凍機の更新を検討し、燃料転換と併せて設備を一括で更新した。
  • コンサルティング会社の提案で、かまぼこ製造のLPG式フライヤーを電気式に替えた。
  • 補助金により2年間で全館の設備を同時期に更新でき、省エネ率は28.9%となった。

事業者のプロフィール

法人番号7310002002592
所在地長崎県長崎市
業種食料品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • R22冷媒の実質全廃への対応R22冷媒が2020年に実質全廃となるため、冷凍機の更新を検討した。エネルギー問題の解決と補助金活用のため、省エネ対策の検討を始めた。

やったこと

  1. 事業の内容昭和37年創業の工場で、かまぼこをはじめ惣菜や業務用商品を製造・販売している。長崎の古き良き味を継承しつつ、新しい味にも挑戦している。冷凍機と変圧器の更新に加え、フライヤーをLPG式から電気式に更新した。
  2. フライヤーの電気化を含む一括更新当初は冷凍機のみを更新する計画だったが、コンサルティング会社からフライヤーをLPG式から電気式に替えれば省エネになると提案を受けた。電気式フライヤー、冷凍機、変圧器の3種を燃料転換と併せて更新した。補助金を活用し、2年間で全館を同時期に更新できた。
  3. 油温管理と室温上昇の抑制電気式フライヤーへの更新により、適切な油温の管理調整ができるようになった。油の日持ちが伸び、使用時の室温上昇も抑えられた。

補助金を使った経費

  • 3段式電気式フライヤー7m1台3段式電気式フライヤー5.7m1台3段式電気式フライヤー5m1台冷凍機27台変圧器2台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 冷凍機の更新で省エネルギー量は282千kWh削減した。
  • 変圧器の更新で省エネルギー量は21千kWh削減した。
  • 補助対象設備のエネルギー使用量は512kl/年から148.3kl/年となり、省エネルギー率は28.9%となった。
  • 削減コストは年1,310万円となった。
  • フライヤーのLPG使用量は34.751㎥から0㎥になり、電気使用量は0kWhから255千kWhになった。
  • 油の日持ちが伸び、室温上昇が抑えられて労働環境が改善した。
  • 補助金活用によりコスト面の低減と経営改善につながり、社員全員の省エネ意識も高まった。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

補助金・助成金

  • 事業再構築補助金(第5回)中小企業庁・1,417万円

事業者の声

R22冷媒が2020年に実質全廃となることをきっかけに冷凍機更新の検討を考え、エネルギー問題の解決と補助金事業活用のため、省エネ対策の検討を始めました。

当初は冷凍機のみを更新する計画でしたが、コンサルティング会社から「かまぼこ製造に使用しているフライヤーをLPG式から電気式に更新すれば省エネになる」と提案を受け、電気式フライヤー、冷凍機、変圧器の3種を、燃料転換と併せて更新しました。自己資金の場合、長期で行う規模ですが、本事業は補助金の活用により、2年間で全館同時期に更新することが出来ました。

補助金活用はコスト面(イニシャル、ランニング)の低減に繋がることによる経営改善に繋がり、社員全員が省エネ意識を更に持つきっかけにもなりました。フライヤーの電気化は、高騰する油等の日持ちも伸び、使用時の室温上昇抑制となり労働環境の改善にも大幅に繋がりました。

補助金を活用しての設備更新だけで終わりとせずに、これからもコンサルティング会社にも助言いただき、省エネ活動を推進したいと考えています。

長崎県の食料品製造業
出典・注記

今後の展望

補助金による設備更新で終わらせず、今後もコンサルティング会社の助言を受けながら省エネ活動を推進したいと考えている。

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