ダイカストマシンを省エネ型に更新し、消費電力を約3割削減

成果消費電力量が約30.9%減り、年間175万円のコスト削減につながった。

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兵庫県の非鉄金属製造業

この事例のポイント

  • 本社工場のダイカストマシンを、電動型締機構とサーボ油圧ポンプを組み合わせた省エネ機種に更新した。
  • 消費電力量を約30.9%削減し、年間175万円のコスト削減につながった。
  • 省エネ化と合わせて、夏場の工場内の作業環境も改善した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • エネルギー消費と作業環境アルミダイカストは大きな設備を連続稼働させるため、エネルギーを多く消費する。設備の熱も加わり、夏場は工場内がピーク時40℃近くになっていた。

やったこと

  1. 事業の内容兵庫県内に3つの工場を持ち、アルミダイカスト鋳造と機械加工で自動車用電装品や自動二輪用部品を供給している。本社工場のダイカストマシンを省エネ性能の高い機種に更新した。
  2. 電動式ダイカストマシンへの更新電動型締機構とサーボ油圧ポンプを組み合わせて制御する機種に替えた。油圧機を省エネ化し、ランニングコスト(消費電力量)を抑えた。
  3. 計画的な省エネ化人材育成やコスト管理などマネジメントの向上と設備投資を含む計画を立てた。その計画に沿って、省エネ性能の高いダイカストマシンへ更新した。

補助金を使った経費

  • ダイカストマシン(型締力5,000kN)1台ダイカストマシン(型締力6,500kN)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 消費電力量は284,188.4kWh/年から196,256.8kWh/年となり、87,931.6kWh/年減少した。
  • 省エネルギー量は19.6kl/年、省エネルギー率は30.9%となった。
  • 削減コストは175万円/年となった。
  • CO2削減効果は38.5t-CO2/年となった。
  • 工場内の作業環境が改善した。

事業者の声

アルミダイカストは、大量生産に向く製法である反面、大きな設備を連続稼働させるためエネルギーを多く消費する製法でもあります。SDGsの観点からも、昨今のエネルギーコストの高騰といった側面からも、消費エネルギーの削減は、インパクトの大きな経営課題です。地球温暖化による気温上昇に加え、設備が消費するエネルギーが熱源となり、工場内の温度は夏場、ピーク時40°C近い作業環境となっています。積極的に工場内の設備を省エネ設備へ更新することで、エネルギー消費量の削減され、作業環境の改善につながっております。省エネ設備への投資継続、更に拡大・スピードアップすることは、ダイカスト部品を継続的に供給していく上で不可欠な取り組みと考えております。

兵庫県の非鉄金属製造業
出典・注記

今後の展望

省エネ設備への投資を継続し、さらに拡大・スピードアップしていく考えである。

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