ファイバーレーザ加工機に替え、消費電力を大幅に削減

成果省エネルギー量は年間190kl、削減コストは年間1,037万円(計画時の値)。

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広島県の建築材料、鉱物・金属材料等卸売業

この事例のポイント

  • 炭酸ガスレーザーからファイバーレーザ加工機へ更新し、省エネと生産性の向上を両立した。
  • DBC発振器の採用により、難切断材や表面がさびた鋼板も安定して切断できるようになった。
  • 年間のエネルギー使用量を減らすとともに、故障リスクとランニングコストの低減も見込める。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 鉄板加工ラインの省エネルギー化鉄板加工ラインの省エネルギー化を図るため、設備の見直しが必要だった。2022年度から固定エネルギー削減計画を始める中で、本補助金事業を知った。
  • 従来機で扱いにくい素材従来の炭酸ガスレーザー機は、難切断材や表面がさびた鋼板、表面の反射率が高い素材に不向きだった。

やったこと

  1. 事業の内容呉市で1955年に創業した鋼材の会社として、金属板の板金加工を手がける。板金パーツの切断・折り曲げ・穴あけ加工を専門とし、自社工場と呉市内の協力会社との連携で、多種多様な材料や製品に対応している。
  2. ファイバーレーザ切断機への更新炭酸ガスレーザーからDBC発振器を搭載したファイバーレーザ切断機へ更新した。プロセスを最適化し、生産効率を落とさずに消費電力を大幅に削減した。
  3. 材質に合わせた出力と形状の選択材質・鋼板表面の状態・表面温度に合った最適な出力と形状を選べるようにした。これにより、加工できる素材の幅が広がり生産性が向上した。

補助金を使った経費

  • レーザ加工機(ファイバーレーザ、レーザ定格出力12.00kW)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は年間190kl(計画時の値)。
  • 補助対象設備の省エネルギー率は60.7%(計画時の値)。
  • 削減コストは年間1,037万円(電力利用額は1kWh当たり20円で算出)。
  • CO2削減効果は年間227t-CO2。
  • 1サイクル当たりの所要時間が1,128sから703sに短縮し、生産性が向上した。
  • 故障リスクを下げつつ、将来的なランニングコストも低減できる。

事業者の声

弊社は自社工場内での加工及び、呉市内の協力会社との連携により、多種多様な顧客のニーズに合った材料や製品への対応を可能としています。そうした地域社会とのかかわりも踏まえ、2022年度から固定エネルギー削減計画をスタートしていく中で、本補助金事業を知りました。今回のレーザー切断機の更新を機に、今後も業務の効率化および省エネ化をはかることで、社会課題に向き合いながら、顧客の多様なニーズに応えていく経営体制を整えていきたいと思います。

広島県の建築材料、鉱物・金属材料等卸売業
出典・注記

今後の展望

今後も業務の効率化と省エネ化をはかり、社会課題に向き合いながら顧客の多様なニーズに応えていく経営体制を整えていく。

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