樹木医の専門性を活かした商品開発を行い取引先拡大
樹木医が営む造園・緑化の事業者(事業者名は伏せています)
この事例のポイント
- 樹木の根で公共施設が壊れる問題を防ぐ器具を試作した
- 地元の窯元と組んで陶器の器具を共同開発した
- 特許を出願し、経営革新計画の承認も受けた
事業の内容
- 器具の試作と耐久試験樹木医として寄せられる全国の行政、公園管理者の頭を悩ませる樹木根による公共施設、公園等の構造物破壊や、歩行者の転倒ケガ等の発生問題を極端に少なくする処置器具の試作品の開発、施工法の確立及び耐久試験(樹木関係者、県、県内市区町村関係者のべ30名参加)を実施。
- 窯元との共同開発と実証実験樹木の生理障害が極端に少ない陶器に目をつけ、地域資源である一の瀬焼窯元と共同開発、試作品を合計50個作成、(一社)福岡県樹木医会、(公社)福岡県樹芸組合連合会、福岡県緑化センターの協力で、12箇所、合計46枚を施工、実証実験を行った。
補助金を使った経費
小規模事業者持続化補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。
| 開発費 | 器具の試作品 |
|---|---|
| 委託・外注費 | 窯元との共同開発 |
事業の効果
- うきは市商工会の伴走型支援を受け、障害抑制設置板と施工方法を併せて、特許出願。(平成29年2月出願)また、販路拡大に向けた経営革新計画を策定できた。(平成29年3月承認)施工実証実験を開催し、商品PRができたこと以上に、樹木根問題の深刻さと反響の大きさを感じた。今後、複数年にわたり根系の成長状況、路面の維持状況等の追跡調査を継続的に実施し、商品の改良が図れる。
事業者の声
商品化に向けた、量産化、製造原価の削減方法を検討し、行政、公園施設管理者へPRを行ったことで、各方面から大きな注目を浴びている。さらなる販路拡大を目指すと共に、自社のみならず、共同開発者である一の瀬焼窯元の振興発展、うきは市の活性化に繋げていきたい。
樹木医が営む造園・緑化の事業者
この事例の取り組み
建設のほかの採択事例
パッケージデザインの改良を行い展示会に出展して自社製品をPRパッケージ改良後の展示会にて自社ブランドを認知向上させることができた。立地条件の克服と女性顧客獲得への取り組みカーナビを利用してもわかりづらかった立地が、看板の設置により一目瞭然となり、お客様が迷うことなく来店いただけるようになった。県外社寺仏閣への出張工事を展開し販路を拡大事業実施後、すぐに1件の仕事依頼があった。
建設の事例をすべて見る小規模事業者持続化補助金について
直近の第19回の採択率は47.2%(応募16,576件・採択7,819件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
最新の公募を見る出典
- 中小企業庁「ミラサポplus」事例ナビ(当社が整理・一部要約。事業者名は伏せています)
- 経費区分は、小規模事業者持続化補助金の公募要領の区分に当社があてはめたものです
- 採択率:中小企業庁「採択結果」(第19回)