レーザ加工機をファイバーレーザに替え、電気の使用量を大きく減らす

✓ 経産省などの認定・選定

成果省エネルギー率81.9%、削減コスト610,000円/年、CO2削減効果13.5t-CO2/年。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • CO2レーザーからファイバーレーザに替え、発振器のエネルギー効率を約3倍に高めた。
  • ステンレスのような難削材でも、材質に合わせてビームを最適化し、切断速度と加工精度を上げた。
  • 省エネルギー率81.9%、削減コスト610,000円/年を見込む。

事業者のプロフィール

法人番号9480001000273
所在地徳島県板野郡
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 加工精度と電気代切断時の加工精度の課題を解決しつつ、電気料金の高騰が見込まれる中でランニングコストを抑える必要があった。

やったこと

  1. 事業の内容ステンレス加工を主とし、生産ラインメンテナンス・食品機械部品・医療機器部品の設計製作を行う。複数の作業を一人で行う多能工の育成に力を入れ、多品種少量生産など顧客の要望に柔軟に応えている。
  2. ファイバーレーザへの更新従来のCO2レーザー加工機からファイバーレーザ加工機に替えた。ファイバーレーザは発振器のエネルギー効率がCO2レーザーの約3倍で、加工する材質に合わせてビームを最適化する機能を備える。
  3. 切断速度と加工精度の向上旧設備と比べて切断速度が向上した。加工精度が上がり手直しのための再加工が不要になったことで、発振の消費電力を抑えられた。

補助金を使った経費

  • レーザ加工機(ファイバーレーザ)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • エネルギー使用量は8.4kl/年(計画時の値)である。
  • 省エネルギー量は6.9kl/年、省エネルギー率は81.9%(いずれも計画時の値)。
  • 削減コストは610,000円/年(電力利用額1kWhあたり20円で算出)。
  • CO2削減効果は13.5t-CO2/年。
  • 加工精度が向上し、手直しのための再加工が不要になった。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

事業者の声

本補助金の活用の背景は、切断時においての加工精度の課題を解決しつつ、従前機(CO2レーザー)より約1/3の消費電力で稼働させることができ、ランニングコストを大幅に削減し、省エネ効果が期待できることでした。電気料金の高騰が見込まれる状況からファイバーレーザとの入れ替えを決めました。ファイバーレーザの導入により、加工能力の向上、スピードの向上でコスト削減や環境への配慮の一助となり、継続可能な対策として取り組んでいます。また2024年1月にSBT認証も取得しており、さらなるCO2削減に取り組んでいます。

徳島県の金属製品製造業
出典・注記

今後の展望

SBT認証を取得し、さらなるCO2削減に取り組んでいる。

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