ものづくり補助金平成24年度福島県

機器異常検知連動緊急連絡システムの開発

バックス情報システム株式会社

この事例のポイント

  • 機器の異常を初動段階で正しく把握し、トラブルの予兆を含めて現場の状況を素早く管理者へ伝える仕組みが求められていた。
  • 機器の異常を検知して管理者へ自動通知する「機器異常検知連動型緊急連絡システム」の試作開発に取り組んだ。
  • 機器異常の検知から管理者への通知までを一連で行う仕組みの試作開発を行い、研究開発シーズとしての方向性が定まり、さまざまな基盤技術の有機的な連動も検証できた。

事業者のプロフィール

事業者名バックス情報システム株式会社
所在地福島県 いわき市
業種情報サービス業
技術分野組込みソフトウェア

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術機器の異常を初動段階で正しく把握し、トラブルの予兆を含めて現場の状況を素早く管理者へ伝える仕組みが求められていた。

やったこと

機器の異常を検知して管理者へ自動通知する「機器異常検知連動型緊急連絡システム」の試作開発に取り組んだ。第1段階ではFA関連の製造現場などで用いる機器の異常を監視・検知する機器監視ユニットと異常検知ユニットを開発し、ユニット間の通信は920MHzの無線で行った。第2段階では、FAなどの機器に使われる電源ユニットの電圧出力の異常を監視・検知する電源監視モジュールを試作開発した。電源監視モジュールは電源から出るリプル波形に処理を施し、DC波形からリプル波形を抽出するアナログ-デジタル変換、移動平均、離散フーリエ変換、DFT結果の平均値・分散値・標準偏差値の算出を行い、標準偏差値が閾値から外れた場合に異常を通知する。通信はハンドシェーク方式を採用し、通信内容を管理者が確認したかどうかも把握可能とした。

新しい製品・サービス:機器異常検知連動型緊急連絡システム

事業の効果

機器異常の検知から管理者への通知までを一連で行う仕組みの試作開発を行い、研究開発シーズとしての方向性が定まり、さまざまな基盤技術の有機的な連動も検証できた。今後は、システムおよび機器の改良やコスト・収益構造の精査を進め、より廉価なシステム商品として農業や高齢者福祉、一般家庭への普及を目指す。電池駆動方式は設置しやすい半面、技術的なハードルが高いことが課題となっている。

今後の展望

汎用レベルにカスタマイズしたシステム商品として、農業や高齢者福祉といった分野をはじめ一般家庭へ普及させていきたい。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。