金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
小島工業株式会社
成果施工時間 100%→50%
| 事業者名 | 小島工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 会津若松市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
発泡スチロール製品の成型・製造・販売・リサイクルを手掛け、保冷箱、緩衝材、断熱材、建築土木資材、海洋部材など多種多様な製品を扱ってきた。発泡スチロールでの知見は5年ほどある。東日本大震災では強い揺れと液状化による被害が顕著で、こうした現場の見聞をもとに取引先と対策を共有した。
抱えていた課題
やったこと
発泡スチロールブロックの表面をメッシュ入り樹脂モルタルでコーティングし、内部に縦・横の鉄筋を通してモルタルを充填する構造のブロックを開発した。製品名は「EPSホームガード」で、100mm厚の発泡スチロール層を持つ。縦800mm×横800mm×厚さ150mmで約3kgと、従来のコンクリートブロックに比べ重量が1/40になった。施工は、現場で積み上げる湿式工法と、工場で一体化してから現場に運ぶ乾式工法の2通りを用意した。
新しい製品・サービス:EPSホームガード
従来のコンクリートブロックより軽量で、耐震性と安全性が高まった。形状の自由度も広がり、デザインや設計の幅が増えた。段積みとモルタル充填の時間が短縮され、現場の労力が軽減されて高齢化する技能者にも対応しやすくなった。大手建築デベロッパーから3,000棟分の受注を見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
発泡スチロールで5年の知見があり、既存の成型・製造事業の延長で超軽量ブロックを開発したと読み取れる。経営戦略上の位置づけは明示されていない。
大手ハウスメーカーや大手建築デベロッパーからの受注があり、外部ニーズは読み取れる。ただし競合に対する優位性の記述は薄い。
コンクリートブロックの重量が1/40の約3kgに軽量化され、段積み・充填時間が1/3〜1/2に短縮と具体的な課題解決が示されている。
3,000棟分の受注予定や施工時間が約半分から1/3に短縮と数値があり、目標の実現可能性はうかがえる。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
現場技能者の高齢化に触れる一方、実施体制や人材、事務処理能力の記述は公開事例からは読み取れません。
大地震での倒壊・人身事故防止、超軽量で施工しやすい点が価値として整理され、ハウスメーカーからのニーズも明確。
施工方法として温式と乾式の2方式を示し、中長期の展開として育苗ハウスや流通との協業構想に触れている。スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
発泡スチロールとメッシュ入り樹脂モルタルを組み合わせた超軽量ブロックで、従来のコンクリートブロックと異なる新しい方式として位置づけられている。
大地震時の倒壊や人身事故を防ぐ防災・減災の社会的必要性が明確で、液状化被害の現場見聞に基づいている。
施工時間の短縮や労力軽減は書かれているが、補助金投入額に対する付加価値や費用対効果の数値は読み取れません。
新素材の組み合わせによる軽量化はあるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
建材メーカーや流通との協業可能性にわずかに触れるが、構造転換への言及は読み取れません。
東日本大震災の被災地での知見に基づく点はうかがえるが、地域経済の牽引や雇用創出は書かれていない。
大手建築デベロッパーから3,000棟分を受注予定。断熱性能を生かし、屋根を付けて物置や貯蔵庫のような機能を持たせる発売も構想している。コンパクトで廉価な仕様ならホームセンターでの販売にも向くと考え、建材メーカーや流通業態とのコラボレーションも進めたい考えである。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
コネクタ類の成形品及び成形材料を選定し、金型構造や成形品の取り数を23種類に決定した。
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。