多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
西工業株式会社
成果重合の成功率 20%→80%
| 事業者名 | 西工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 桐生市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 33人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1984年 |
ポリイミドフィルムは絶縁性、耐熱性、低誘電性に優れ、金属箔と積層したフレキシブル回路基板のベースフィルムとして使われている。現在の生産工程は熱硬化方式が主流である。同社は触媒で化学的に硬化させる化学硬化方式の製膜試験装置を開発していた。
抱えていた課題
やったこと
温度・湿度を厳密に管理する重合用の専用ブースを別途設置し、絶対湿度を保つための除湿装置を導入した。水分測定器を導入して重合に必要な原料の水分量を計測した。水分混入を防ぐ改良を加えた新重合反応機を製作し、既存の重合反応機の改良も行った。乾燥用の恒温器を導入し、高温加熱処理を行った。
新しい製品・サービス:化学硬化方式のポリイミドフィルム製膜装置(量産機)
湿度管理の環境と原料水分の把握により、重合の成功率が約20%から80%に向上し、化学硬化方式で製膜試験機により高品質の製品を安定して生産できることを実証した。従来の熱硬化方式と比べて設備コストを65%削減できると見込んでいる。事業期間内では物性測定値の目標は未達だが、環境下で原料レシピを調整すれば達成できると考えている。量産機への応用により、既存取引先、新規取引先、透明PIフィルムを開発中の新分野の3市場が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存PI製膜試験装置の開発から継続した取組で、化学硬化方式を量産機へ応用する方針が示されている。事業の位置付けは読み取れるが数値は少ない。
ポリイミドフィルムの用途として回路基板やラベルが挙げられ、量産機の市場として3種のフィルムメーカーが見込まれると書かれている。自社の強みとの関係は薄い。
重合の成功率が約200から80%に高まり、熱硬化方式比で設備コストを65%削減可能と具体的な数値で課題解決が示されている。
設備コストを65%削減可能と示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
体制や人材、事務処理能力について書かれておらず、わずかに試験や技術指導を受けた様子がうかがえる程度。
対象市場として取引のあるメーカー、新規メーカー、透明PIフィルム開発中のメーカーの3つが具体的に挙げられている。
除湿装置設置や水分測定、新重合反応機の製作、恒温器導入など課題ごとの対応と、量産機への応用という段階的な進め方が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
化学硬化方式の採用で生産速度を高め、高品質の製品を安定生産できたと書かれ、同分野で高付加価値化を図る内容が読み取れる。
ポリイミドフィルムが回路基板などに幅広く使われると書かれるが、国が補助する経済波及や雇用創出の記述はない。
設備コストを65%削減可能、重合成功率を約200から80%に改善と、投入に対する効果が数値で示されている。
化学硬化方式による製膜技術の改良はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
フレキシブル回路基板やラベル分野での利用と、透明PIフィルム分野への展開がうかがえるが、構造転換との関係は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
試験装置での技術を新方式のPIフィルム製膜装置量産機へ応用する。量産機は既存取引先、新規取引先、透明PIフィルム開発中の新分野メーカーの3市場が見込まれる。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃