ものづくり補助金平成24年度東京都

高精度高速マシニングセンター導入による多品種少量生産のリードタイム短縮

株式会社極東精機製作所

成果最大消費電力 33.4kVA→22kVA

この事例のポイント

  • 現在のマシニングセンターは老朽化によりリードタイムが長くなっている。
  • 高精度・高速度のマシニングセンター(OKUMA MB-46VBE)を導入した。
  • 最大消費電力 33.4kVA→22kVA。高精度・高速のマシニングセンター導入により、リードタイムが大幅に短縮され、短納期・小ロットでの納品が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社極東精機製作所
所在地東京都 大田区
業種金属製品製造業
技術分野切削加工
従業員数11人
資本金1,000万円
設立1968年

事業の背景

主な商品のひとつである鉄道部品の日本の市場規模は現在13兆5,000億円にのぼり、日本のみならず海外でも需要が増え続ける分野である。異形な品物は一般の業者ではノウハウがないとコスト高や納期遅延が生じやすいが、同社の旋盤技術なら無駄が生じず低コスト・短納期・高品質で対応できる。東北地方太平洋沖地震を機に節電意識が高まり、中小企業の56.5%が環境問題に自主的に取り組んでいる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力現在のマシニングセンターは老朽化によりリードタイムが長くなっている。
  • 品質・精度現状のマシニングセンターは精度・速度ともに最新鋭の機械に比べて劣っている。
  • コスト・採算リードタイムが長いため、顧客の求める短納期・低コストに応えにくい。

やったこと

高精度・高速度のマシニングセンター(OKUMA MB-46VBE)を導入した。最大消費電力は33.4kVAから22kVAに低下し、年間約135,000kWhの節約、電気料金は年間約10万8000円の削減が見込まれる。導入機の早送り機能は現状のマシニングセンターより200%向上しており、新しい段取りを採用してリードタイムを短縮した。リードタイム短縮により品物のコストを下げ、短納期・高精度・低コストを実現して新規顧客の獲得と収益性の向上を図った。

  • 加工機マシニングセンターOKUMA MB-46VBE

事業の効果

  • 最大消費電力 33.4kVA→22kVA
  • 恒温室消費電力量年間約135,000kWhの節約
  • 年間約10万8000円の電気料金の削減
  • 現状のマシニングセンターより200%向上した早送り機能
  • 加工時間(S25C) 390秒→210秒
  • 加工時間(電気端子部品) 210秒→100秒
  • 加工時間(高圧バルブ金具) 100秒→50秒

高精度・高速のマシニングセンター導入により、リードタイムが大幅に短縮され、短納期・小ロットでの納品が可能になった。主軸周りの剛性が高く安定した加工ができ、表面の輝きが増し、顧客満足度と競争力が向上した。機械動作が静かになり騒音も解消された。今後はCAD/CAMの教育と社内での活用拡大を進め、インテリアなど新分野への挑戦も考えている。

今後の展望

リードタイムの大幅な短縮を実現したため、現状を維持しつつ更なるリードタイム短縮に取り組んでいく。

事業者の声

最先端の高精度高速マシニングセンターの導入によって、下記のような成果を得ることができ、大いに満足している。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。