インライン成形機を導入するボトルメーカーに対する試作金型及び実装金型の短納期製作
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間
有限会社中野製作所
成果出力 0.5W→5W
| 事業者名 | 有限会社中野製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 横浜市神奈川区 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 真空 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
1968年に東京都大田区で創業し、その後横浜市に工場を移転した。顧客の要求に応じた工業用精密部品や治具、自動化装置の設計製作を行っており、売上比率は自動化装置の設計製作が約80%、部品等の製作が約20%である。食品、衣料品、自動車、電子部品など幅広い分野で省エネを推進する自動化装置を強みとしている。
抱えていた課題
やったこと
水道管内の水圧で発電する羽根を使わない小型発電ユニット「ブレードレスタービン」の開発を行った。補助事業では、動作原理や内部構造の模索、実験治具の製作、測定装置を組み合わせた回転性能測定器の製作などの試作開発の準備を行った。その後3回にわたり試作品の開発、実験、動作確認、性能評価を行い、磁石やニードルの問題から弾性体へ変更した。展示会での顧客の意見や、知人・大学との相談をもとに改良を重ね、第1号機を顧客に届けられる段階まで進めた。
新しい製品・サービス:羽根を使わない小型発電ユニット「ブレードレスタービン」
ブレードレスタービンは構造がシンプルで低コストであり、故障が少なくメンテナンスも容易である。1つで様々な流量に対応でき、流量に応じて出力も変えられる。改良により出力は当初の0.5ワットから5ワットに向上し、入口と出口の圧力差0.1メガパスカル、毎分6リットルの流量で3ワットの出力が可能である。展示会をきっかけに顧客から引合いや受注を得ており、共同研究開発の打診も複数きている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の自動化装置の設計製作と精密部品の強みが示され、自社開発の水道発電へつながる流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
省エネを推進する自動化装置設計製作を強みとし、幅広い業種の顧客から引合いがあると書かれるが、市場動向との対比は具体的でない。
トイレの芳香剤散布装置の電源確保という課題認識はうかがえるが、事業計画としての高付加価値化の道筋は詳しく書かれていない。
販売開始後の引合い40件・受注10件は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
開発人員の増員や検査機器導入、大学との連携、専門家の助言など体制の記述はあるが、事務処理能力は具体的に書かれていない。
低コスト・故障が少ない・1つで様々な流量に対応といった特長と、出力3ワットや圧力差0.1メガパスカルなど数値で価値が示されている。
1月からの販売開始や展示会での認知度向上など今後の進め方は書かれるが、課題解決の方法やスケジュールの詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
羽根を使わないブレードレスタービンによる水道水の圧力発電を世界初と示し、0.5ワットから5ワットへの出力向上が数値で書かれている。
水道管に設置できる小型発電で省エネに寄与しうる点はうかがえるが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は明記されていない。
補助金により開発人員増員や測定機器導入が加速したと書かれ、補助の効果は読み取れるが、投入額に対する費用対効果の数値はない。
大学との連携や展示会からの顧客情報を改良に活かしたと書かれ、新技術による地域イノベーションへの言及は一部ある。
水道発電という新しい分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
横浜市の新羽町など町工場との地域連携が魅力と書かれ、地域の特性を活かした事業であることは読み取れるが、雇用や成長への効果は具体的でない。
2025年10月からサンプルの配布を開始し、翌1月から販売を開始する予定である。現時点で40件の引合いと10件の受注が決まっている。今後は展示会を中心に認知度を高め、販売につなげていく考えである。
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間
昔ながらの間取りを室内空間の大きいダイニングキッチンやリビングに改修する際の構造材の補強に使うため、里継ぎの技術を応用した金物の試作開発に…
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。