ものづくり補助金平成24年度富山県

店舗装飾等に適合した意匠性の高い大型組子欄間の開発

株式会社タニハタ

この事例のポイント

  • 商業施設など規模の大きな施設からの発注が増え、大型の製品を一定期間に多数製作する必要が生じた。
  • 精密な切削加工のための木工機械であるラジアルソーを購入した。
  • 設備の拡充により、大型・多数の製品を製作できる体制が整った。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社タニハタ
所在地富山県 富山市
業種木材・木製品製造業
技術分野切削加工
従業員数18人
資本金2,100万円
設立1959年

事業の背景

1959年に組子による建具、間仕切、欄間などの製作・卸売りを始めた。バブル崩壊後の和室離れで受注が大きく減ったため、2006年ごろから自社サイトの運営を始め、現在は売上のほぼ100%がネットを介した取引となっている。現在の顧客は、東京・大阪をはじめ各地の大型商業施設や宿泊施設、鉄道駅、空港、外資系企業などが半分以上を占めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力商業施設など規模の大きな施設からの発注が増え、大型の製品を一定期間に多数製作する必要が生じた。
  • 生産能力従来の設備では大型の製品の対応が困難になっていた。

やったこと

精密な切削加工のための木工機械であるラジアルソーを購入した。従前から所有していたものを加えると、当社は6台のラジアルソーを所有することとなった。これにより数百枚単位の注文にも対応できる作業体制を整えた。今回は大型のラジアルソーを導入したため、より大きなサイズの製品にも対応できるようになった。

新しい製品・サービス:店舗装飾等に適合した意匠性の高い大型組子欄間

事業の効果

設備の拡充により、大型・多数の製品を製作できる体制が整った。これにより、より大口の受注を前提とした販促活動を行えるようになった。新富山駅の施設や大手の外資系ホテル、SNS運営企業などから、大型・多数を納入する案件を着実に受注している。大型の製品にも対応できるため、長期的に大きなメリットが見込まれる。

今後の展望

近年は海外からの問い合わせが増加しており、海外販売は大型製品が主体のため、今後は大型製品の製作が増加すると見込んでいる。今回の設備拡充は長期的に大きなメリットを生むと考えている。日本の伝統技術を海外にPRするとともに、国内でのさらなる普及を図り、技術・文化の継承につなげたいとしている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。