ものづくり補助金平成24年度長野県

ブレーキ用新摩擦材料の開発と実用化

株式会社協和精工

成果両面ラップ盤の導入により月間56時間の時間短縮を実現した

この事例のポイント

  • 電磁マイクロ・クラッチ・ブレーキの心臓部である摩擦板を自社開発し、若手技術者を中心に素材選択から研究開発に取り組んだ。
  • 両面ラップ盤の導入により月間56時間の時間短縮を実現した。両面ラップ盤の導入により医療機器向け製品の精度が改善され、同機械により月間56時間の時間短縮を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社協和精工
所在地長野県 高森町
業種電気・ガス・熱供給・水道業
技術分野動力伝達
従業員数140人
資本金3,500万円
設立1966年

事業の背景

協和精工は電磁マイクロ・クラッチ・ブレーキの開発・製造メーカーで、顧客の求めに応じてオーダーメイドするオリジナル製品が中心である。もともとは下請けとして製造を担っていたが、親会社が事業から撤退したため、約10年前から自社で開発・製造を手がけるようになった。ブレーキの心臓部となる摩擦板は国内ではほぼ一社独占の状況にあり、東日本大震災の時には供給が一時的にストップした。

課題と取り組み

やったこと

電磁マイクロ・クラッチ・ブレーキの心臓部である摩擦板を自社開発し、若手技術者を中心に素材選択から研究開発に取り組んだ。信州大学、工業試験場、協力工場の協力を得て試行錯誤を重ね、実用可能な材料を開発した。医療機器向け安全装置用ブレーキの量産に向けて両面ラップ盤とタッピングセンターを導入し、製品精度の改善と増産を図った。今後は量産技術とコストの課題解決を進める。

新しい製品・サービス:ブレーキ用新摩擦材料(摩擦板)

事業の効果

  • 両面ラップ盤の導入により月間56時間の時間短縮を実現した
  • 導入したタッピングセンターにより、生産量が月産約10,000個の増産が可能となった

両面ラップ盤の導入により医療機器向け製品の精度が改善され、同機械により月間56時間の時間短縮を実現した。タッピングセンターの導入により月産約10,000個の増産が可能となった。摩擦板の自社開発により、外部依存を減らし、コスト削減と特殊分野向けブレーキの競争力強化を図る。

今後の展望

摩擦板の量産技術とコストの課題解決を進め、今後も開発を続ける。技術者を育成し、製品設計から手がける開発型企業をめざしている。

事業者の声

高い性能が要求され、数も出ないので国内ではほぼ一社独占。開発をスタートして、まずこんなのはできないと思いました

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。