ものづくり補助金平成24年度長野県

バーコード導入による工程進捗管理 及び 原価管理システムの構築

中村工業株式会社

この事例のポイント

  • 多品種をラインレス方式で製造しており、仕掛り工程を把握することがネックとなっていた。
  • 作業日報をバーコード化し、各工程の加工開始時と終了時にバーコードを読み取って入力する工程進捗管理及び原価管理システムを構築した。
  • 作業日報の手入力に代わりバーコードで簡易に入力できるようになり、注文番号ごとにタイムリーな工程進捗を把握できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名中村工業株式会社
所在地長野県 上田市
業種金属製品製造業
技術分野切削加工
従業員数75人
資本金1,500万円
設立1943年

事業の背景

中村工業は、国内でも数少ないエンジンバルブ専業メーカーで、乗用車、トラック、農業機械、発電機などに搭載されるエンジンバルブを製造している。国内ではエンジンバルブメーカー4社のうち2社へOEM供給し、小ロット製品に特化して月産数百種類の多品種少量生産を行っている。もう一つの柱は海外アフターマーケットで、自社ブランドで東南アジア、中東、中南米などへ輸出しており、OEM供給と合わせて月間60万本弱を生産している。大手メーカー向けOEMとアフターマーケットの売上げは半々である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力多品種をラインレス方式で製造しており、仕掛り工程を把握することがネックとなっていた。
  • 納期・工程客先ニーズの短納期化を進める上で、工程の進捗を把握しきれていなかった。
  • コスト・採算製品ごと、工程ごとの作業時間、経費、利益率などが正確に把握できていなかった。

やったこと

作業日報をバーコード化し、各工程の加工開始時と終了時にバーコードを読み取って入力する工程進捗管理及び原価管理システムを構築した。それぞれの製品について、各工程の作業ごとに現場でバーコードをチェックし、進捗と原価、日報の管理をリアルタイムに行う仕組みとした。2014年5月から本格稼働している。

  • ソフトバーコード読取による工程進捗管理及び原価管理システム

事業の効果

作業日報の手入力に代わりバーコードで簡易に入力できるようになり、注文番号ごとにタイムリーな工程進捗を把握できるようになった。一部の進捗遅れ部品も判別してフォローできるため、顧客の納期に対応できるようになった。各工程の加工時間も把握でき、詳細な原価管理が可能になった。

事業者の声

生産の効率化、利益率向上をこれでぜひ実現したい

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。