サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社M.T.C
成果加工速度 100%→10%
| 事業者名 | 株式会社M.T.C |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 大和高田市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,表面処理 |
| 従業員数 | 40人 |
| 設立 | 1968年 |
当社は1968年に前身の森製作所として創業し、家内工業から始まってプレス加工を中心に建築部材や自動車部品を製造してきた。2008年のリーマンショックで顧客業界・金属加工業界が大きな打撃を受け、顧客の事業領域変更に合わせて板金など金属加工全般へ事業領域を拡大した。以前から板金加工の外注コスト・効率改善を進め、2019年に最新型タレットパンチプレス機を導入して板金加工の内製化を始め、陳列棚などの店舗什器の案件も増えつつあった。
抱えていた課題
やったこと
顧客からの新製品の店舗什器開発への協力要請を受け、陳列棚の試作開発を進めた。バリは手作業やグラインダーで取る工程が一般的で、形状に大きく左右されるため自動化が難しい工程だった。そこで汎用型のバリ取り機を導入して外注加工費の削減とリードタイム・人員の圧縮を実現した。また作業者支援システム付プレスベンダーを導入して早期の工程従事教育を試行中である。さらに稼働設備や配送トラックをネットワーク連携するIoT生産管理体制を構築し、全体的な作業効率を改善した。
| 加工機 | 汎用型バリ取り機 |
|---|---|
| 加工機 | 作業者支援システム付プレスベンダー |
| ソフト | IoT生産管理システム |
新しい製品・サービス:業界初コンビニ用冷凍陳列棚
バリ取りを内製化したことで外注加工費が削減され、外注に関わるリードタイムと人員も圧縮できた。加工速度が約1/10に短縮され、低コスト化と生産効率の向上、課題の解決を実現した。IoT生産管理体制により稼働設備や配送トラックを連携させ、全体の作業効率が改善して総合的な生産コストの削減につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2008年のリーマンショック後に板金など金属加工全般へ事業領域を拡大した経緯が書かれ、板金加工の外注内製化へ一貫性がうかがえる。
顧客の店舗什器の新製品開発という外部要因と、プレス・板金両立の社内体制が書かれているが、市場データや競争優位の数値は示されていない。
陳列棚のバリ残りによる安全性問題と外注バリ取りのコスト・時間を課題として明示し、バリ取り機導入で加工速度約1/10に短縮と記載されている。
加工速度約1/10短縮や外注費削減は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員約40名、平均年齢40歳、営業部長の受賞歴などの人材面は書かれているが、補助事業の遂行体制の詳細は少ない。
安全性重視の品質を低コストで提供する点や顧客ニーズは書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
2019年にタレットパンチプレスを導入し内製化を開始したと書かれるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
店舗什器の安全性確保のため塗装やバリ取りを手作業で行う課題はあるが、市場における高付加価値化の水準は示されていない。
国内生産への回帰や若者の雇用環境整備に触れているが、波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
加工速度約1/10や外注費削減が書かれ費用対効果はうかがえるが、補助金額に対する付加価値増加の数値はない。
IoTを活用した生産管理体制で稼働設備や配送トラックをネットワーク連携したと書かれ、デジタル活用の方向性が読み取れる。
コスト重視の海外生産を国内回帰させる構想が書かれるが、構造転換への具体的な位置付けは薄い。
奈良県の地域未来牽引企業認定や地域経済牽引事業計画の承認が書かれ、地域での雇用と成長への寄与がうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
若い世代が活躍できる環境を整備し、当社全体の生産性を向上させ、コスト重視の海外生産を国内回帰させる低コスト・高品質の生産体制構築を目指す。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分