高齢者施設向け「カシデリ」事業の物流整備とIot導入によるオートメーション化
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
株式会社YSE
成果機体重量 20kg→10kg
| 事業者名 | 株式会社YSE |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 札幌市 |
| 業種 | 各種商品卸売業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,接合・実装,測定計測 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1975年 |
YSEはバイク部品卸、電動車いすリース、農機・資材販売などを行う地元密着型企業で、ここ15年ほどは農機と関連資材の販売にも力を入れてきた。北海道の水稲農家は規模が大きく、15ha以上の販売農家数は10年前より24%増の約4599戸で、全国の8割にあたる。
抱えていた課題
やったこと
平成25年に徳島大学大学院の協力を得て水田除草用ボートの試作を開始し、初号機は子ども用サーフボードと電動モーター、薬剤タンクを搭載した形状とした。軽量化は20kgから10kgへと改め、モーターの採用によりバック走行を可能にして行き止まりからの自力回避を実現した。薬剤は電動ポンプで流量を調節する方式とし、液状と粒状の両方に対応させた。事業期間中に試作機を3機製作し、農家の協力を得て実際の水田で散布実験を行った。
新しい製品・サービス:電動双動による軽量で機動性に優れた水田除草用ボート
試作を重ねて軽量化と機動性の目標を達成し、機体重量は20kgから10kgに減らした。モーター採用によりバック走行が可能になり、行き止まりを自力で回避できるようになった。粒状と液状の両方の薬剤に対応する方式を採り、農家の要望に応えた。今後は風の条件下でも直線走行を安定させ、量産化を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
農機と関連資材の販売を15年ほど続け、自社メンテナンスで農家のニーズに応えてきた経緯が具体的に書かれている。
従来機が70〜100万円する中で、価格50万円以内・女性も扱える軽さという目標を定めた点が具体的に書かれている。
従来機の重さや液状薬剤のみという課題を認識し、20kgから10kgへの軽量化で対応したと書かれているが、成長計画は薄い。
重量20kgから10kgへの軽量化目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
徳島大学大学院や千葉大学との連携、試作3機の実施などが書かれているが、人材や事務体制の詳細は薄い。
北海道の15ha以上の販売農家が約4599戸あり、除草ボートを欲しがる米農家が4割とされるなど数字で需要が裏付けられている。
今後は風などの条件下での直線走行安定化と量産化を目指すとあるが、時期や具体的な方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来機は70〜100万円と高価とされ、低価格の普及機を狙う内容で、高付加価値化を示す記述は乏しい。
北海道の米農家や女性・高齢者の労働力対策という地域課題は書かれているが、国が補助する理由は明確でない。
ものづくり補助金の活用は書かれているが、投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されていない。
電動化とドローン技術の研究連携が書かれているが、サプライチェーンへの貢献やデジタル活用の具体像は薄い。
電動農機で農家の労働力対策を目指す点はうかがえるが、市場成長分野への進出や構造転換を示す記述は乏しい。
北海道の稲作規模や地元密着の事業を背景に、米農家の作業負担軽減を狙う地域志向が数字とともに書かれている。
風などの条件下で直線走行を安定させ、量産化に進む計画。また千葉大学の協力でドローンの農業向けカスタマイズの研究も始めている。
欲しい。でも一人じゃ導入は無理だな。
公式の事例集より(原文のまま)
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
溶接工程の効率化と増産のため、最新機種の溶接ロボットを中心とした「コンテナハウスRB溶接装置」を導入した。
効果:1棟当たりの溶接時間 48分→20分
ガントリーローダと機内計測装置付のCNC旋盤を導入した。