ものづくり補助金平成25年度製造業北海道

ニセコ産の農産品や食材を使った、和ローフード製品の開発と和ローフードスタイルの普及

ニセコフードコミッション企業組合

この事例のポイント

  • ローフード製品の開発のため低温乾燥機と調理設備を導入した。
  • ニセコ産野菜を使った低温乾燥商品のテスト販売を始め、スライスタイプを小分けにしてパック販売した。

事業者のプロフィール

事業者名ニセコフードコミッション企業組合
所在地北海道 ニセコ町
業種食料品製造業
従業員数3人
資本金111万円
設立2012年

事業の背景

ニセコ町の農産品を生かした食品の事業を行う企業組合で、平成24年11月に地元農業者と設立された。代表者は地域おこし協力隊として農政課に配属され、ニセコ産にこだわった米粉を使うシフォンケーキを販売していた。シフォンケーキは地酒の酒粕や地元の大豆と味噌を使うなど、32種類を季節ごとに用意している。消費者からは子供に安心して食べさせられるケーキが待ち望まれていることが分かった。

課題と取り組み

やったこと

ローフード製品の開発のため低温乾燥機と調理設備を導入した。ローフードマイスターによるローフード教室をニセコと札幌(円山)で開催し、ニセコの野菜を使ったスムージーなど19品を季節に合わせて作成して紹介した。ニセコ産野菜の低温乾燥商品は、野菜などに含まれる酵素が加熱に弱いため、スライスの厚さや形状、乾燥度合い(フル・セミドライ)を食材ごとに何度もテストした。最終製品の形態になった商品をテスト販売し、スライスタイプは小分けにしてパック販売し、その後粉末タイプの商品化も進めた。

加工機低温乾燥機
その他調理設備

新しい製品・サービス:ニセコ産野菜の低温乾燥商品(スライスタイプ、粉末タイプ)

事業の効果

ニセコ産野菜を使った低温乾燥商品のテスト販売を始め、スライスタイプを小分けにしてパック販売した。粉末タイプの商品化も進めている。札幌のカフェでは「ニセコ発ローフード和食スタイル」をスムージーなどの新メニューとして徐々に導入されている。ニセコブランドの向上、販路拡大、ローフードの普及につなげる取り組みになっている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性47%
  • これまでの取組との一貫性2

    地域おこし協力隊の米粉・シフォンケーキ販売の経験が退職後の組合設立につながったとうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    ニセコ産食材のブランド性や品質の良さを強みとして挙げているが、市場や顧客動向との関係は具体的に書かれていない。

  • 課題の認識と解決2

    ローフード普及と販路拡大を目指すとあるが、現状の課題の認識や高付加価値化の具体的な計画は読み取れない。

事業の実現可能性48%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    ローフードマイスターによる教室運営や構成員16人2社との連携が書かれているが、補助事業を遂行する体制の詳細は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    グルテン・ミルクフリーやローフードの価値、アレルギー対策、ニセコ産食材へのこだわりなど、製品価値と顧客像が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋3

    酵素保持のため食材ごとに何度もテストし、テスト販売から粉末商品化へ進める流れは書かれているが、スケジュールは示されていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    ローフードは一般的な普及度が低い分野で、和ローフードとしての開発と普及を進めていると具体的に書かれている。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用3

    地域の農業者と連携し、ニセコブランドや持続的循環型農業の確立を目指すと書かれているが、経済波及効果の数値は示されていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面60%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及5

    ニセコ産農産物を使い、地域農業者と組合を設立して地域の特性を活かした食品加工を行うと具体的に書かれている。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

商品の動向を見て量産を検討する。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。