細島港コンテナヤード管理システム導入による効率化推進
細島港の貨物管理を紙の作業書ベースから一元管理システムへ移行した。
効果:コンテナ取扱件数 35,000TEU→100,000TEU
サンライズ産業株式会社
| 事業者名 | サンライズ産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 弘前市 |
| 業種 | 道路貨物運送業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 設立 | 1980年 |
当社は昭和55年に日本電信電話公社から電話帳配達の受託事業を始め、その配送・顧客対応・オペレーションの体制を基に食品流通事業に進出した。現在は青森・秋田・岩手・宮城に冷蔵冷凍倉庫を備えた共同配送センターを置き、東北全域の配送ネットワークの構築に努めている。貨物運送業の車両はディーゼル車が主流で、窒素酸化物やPMを排出するため尿素水SCRシステムが普及している。
抱えていた課題
やったこと
尿素水の高品質化を目指し、高品質尿素水製造プラントを構築し、試作開発を行った。プラントは、脱炭酸塔で井戸水の脱気と二酸化炭素の除去を行い、RO逆浸透膜で塩分・重金属イオン・溶解シリカなどを除去し、カートリッジ純水器でイオン交換により純水を精製する。精製した純水と尿素を製造タンクで撹拌し、濾過ユニットでイオン交換樹脂によりトリウレットを除去する構成とした。トリウレットの除去技術は、三重県の㈱オプティが権利化した特許(特許第5409948号)を用いるため、同社の協力を得た。試作では水質検査を行い脱炭酸塔で対応できることを確認し、フィルター樹脂の管理や伝導率値の確保、フィルター交換時期の分析を行った。濾過ユニットは製造毎にフィルターを逆洗してトリウレットを洗い流し、品質を維持した。
| その他 | 高品質尿素水製造プラント(脱炭酸塔) |
|---|---|
| その他 | 高品質尿素水製造プラント(RO逆浸透膜) |
| その他 | 高品質尿素水製造プラント(カートリッジ純水器) |
| その他 | 高品質尿素水製造プラント(製造タンク) |
| その他 | 高品質尿素水製造プラント(濾過ユニット) |
新しい製品・サービス:高品質尿素水(SCRシステム用尿素水)
JIS規格(JIS K2247-1)で定める品質要件を継続的にクリアする高品質な尿素水の精製に成功した。走行試験でトリウレットが除去されていることを実証した。この成果はJIS規格取得に重要で、県内をはじめ物流業界全体のコストダウンにつながることが期待される。補助事業終了後2年目には販路を確立し、東北地区の貨物運送業における尿素水消費量の3割を供給することを目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
電話帳配達から食品流通、東北の冷蔵冷凍倉庫網へ事業を広げてきた経緯は書かれるが、尿素水事業との位置付けや経営戦略上の明確な関係は読み取りにくい。
県内トラック台数14,379台、尿素水SCR搭載車は約2,875台と推計し市場拡大を述べるが、自社の強みとの関係や競争優位の記述は薄い。
トリウレット残留という課題認識と特許技術導入による解決策は書かれるが、高付加価値化や成長につながる事業計画の数値は限定的。
生産量4,000L/日の確保や東北の尿素水消費量の3割供給を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
補助事業の遂行体制として人材や事務処理能力について記述はなく、フィルター管理の実施状況がうかがえる程度。
JIS規格(JIS K2247-1)の品質要件クリアや走行試験でのトリウレット除去実証など、製品価値の根拠が具体的に示されている。
試作開発から販路確立、設備投資へと段階が示されるが、スケジュールは「補助事業終了後2年目」程度で詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
SCR用尿素水は高品質化が未確立の分野で、トリウレット除去の特許技術を導入し、JIS規格準拠の高品質品を試作した点が読み取れる。
NOx排出抑制という環境対策や県内物流業界のコストダウンへの波及が期待されると書かれるが、雇用創出などの定量的記述は少ない。
補助金額や投入額に対する付加価値増加の数値は示されておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
物流業界全体のコストダウンへの期待はあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションとしての記述は乏しい。
尿素水需要が拡大する分野への進出とされ、環境対策の成長市場とうかがえるが、日本経済の構造転換との直接的な記述はない。
東北地区の尿素水消費量の3割供給を目指し、地域の物流業を支える点は読み取れるが、雇用や地域成長の数値は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
県内の貨物自動車は14,379台(平成25年3月31日現在、軽貨物自動車・霊柩車を除く)で、尿素水SCRシステム搭載トラックは約2,875台と仮定される。UDトラックス社製クオンが2004年に市場投入されて以降、2t・4tトラック、大型トラック、建設機械・農業機械・船舶にもシステムが採用され、尿素水の需要は確実に拡大する。
細島港の貨物管理を紙の作業書ベースから一元管理システムへ移行した。
効果:コンテナ取扱件数 35,000TEU→100,000TEU
塗装作業の強化のため、塗装ロボットと水洗式排気装置を導入した。
効果:塗装作業の必要人数 2名→1名
本事業で、自社の物流拠点にパレット洗浄ラインを導入した。
効果:洗浄を行うために経由していたムダな物流経路を省いた。