新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社柴田慶信商店
| 事業者名 | 有限会社柴田慶信商店 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 大館市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1966年 |
柴田慶信商店は樹齢約150年以上の天然杉を使い、白木の曲げわっぱを製造販売している。白木の曲げわっぱは吸湿性や抗菌効果などから自分用の弁当箱として愛用するファンが多い。天然杉は近年確保が難しい貴重な資源であるが、曲げわっぱに使われるのは材料全体の5割程度で、端材はほとんどが廃棄される状況にあった。首都圏百貨店の売場は景気に左右されず毎月安定した売上があるとの情報提供を受け、端材を活用した箸の試作に着目した。
抱えていた課題
やったこと
首都圏百貨店で需要のある売場に着目し、廃棄されていた天然秋田杉の端材を使った箸の試作を行った。杉は柔らかい材質のため、丸や四角形状より強度が高いとされるハニカム構造(六角形)を採用して六角箸とした。箸先の細さは強度を維持できる限界を探りながら、素材の繊細さを活かせるように成形機をカスタマイズした。手入れのしやすさや持ちやすさにも配慮し、何度も試作を重ねた。
新しい製品・サービス:ハニカム構造(六角形)を施した六角箸。天然杉の端材を活用し、「金水引(赤太:芯に近い部分)」「銀水引(白太:樹皮に近い部分)」の一膳用として商品化された。
今まで廃棄していた貴重な資源を新たな商品に活用でき、環境に配慮したものづくりを実現できた。六角箸は土産用や自分使いのアイテムとして多くの客に買い求められている。取扱いを希望する販売先は多いが、曲げわっぱの手入れ方法などを説明できる販売先のみと取引している。
2018年8月に大館駅前近くのビルをリノベーションし、伝統・食・交流の3つの機能を持つ「わっぱビルヂング」をオープンした。白木の曲げわっぱの製作体験ができ、当日持ち帰りも可能で、県外からの来訪者も多い。体験の販売を通じて地元で商売が成り立つ仕組みを作り、大館の活性化につなげたいとしている。
当社曲げわっぱのこだわり、手入れ方法等をお客様に十分説明できる知識・接客能力が備わった販売先でなければ取引は行っていない。商品価値を本当に理解いただける先かを重視している。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。