医療機器用精密部品の短納期化に向けた生産体制強化計画
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
山形精研株式会社
| 事業者名 | 山形精研株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 米沢市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 22人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
携帯電話はガラケーからスマートフォンへと変わり、機能の拡大に伴って情報量が増え、コネクターの数も増えている。タブレット端末も含め形態の変化が著しく、それに対応するコネクターの開発が必然となっている。会社は狭ピッチコネクター用コアピンの製造を専業とし、その加工技術に特化してきた。国内電子コネクターメーカーの部品が中国メーカーとの競争にさらされている状況だった。
抱えていた課題
やったこと
電極と被加工物を油に漬けた状態で行う形彫り放電加工を対象に申請した。ピッチの幅と加工条件を変えて試作を行い、0.2mmピッチの電極を製作した。撮像式工具測定器を使って工具の損耗を測定し、工具長の測定精度も良好で、傷の発生もなく高精度な電極を作ることができた。完成した電極で放電加工を行い、客先要求精度を満たすかを確認した結果、十分満足のいく内容だった。
| 検査測定 | 撮像式工具測定器(三菱重工業社製 μV1) |
|---|
0.2mmピッチの狭ピッチ電極を試作し、工具の損耗や傷を出さずに高精度な電極を作れるようになった。完成した電極による放電加工の結果は客先要求精度を満たし、十分満足のいく内容だった。また、中国で作れない精度の要望にもすぐ対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
中国メーカーとの競争に対し技術力で勝負すると述べ、継続的な技術開発の方針はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
スマートフォンの多機能高速化と中国メーカーとの競争という外部環境に触れ、日本人の技術力・感性で勝負すると書かれているが、自社資源の強み分析は薄い。
製品開発に時間をかけると次製品に間に合わないという課題認識が示され、国内メーカーとの連携による対応が書かれているが、計画の具体性は薄い。
0.2mmピッチ電極を製作し放電加工で客先要求精度を満足と書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員22名、米沢工場、工場長の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材計画の具体的説明はうかがえない。
スマートフォンの多機能化に伴う狭ピッチコネクター需要と、国内電子コネクターメーカーへの高付加価値部品供給という顧客とニーズが具体的に書かれている。
狭ピッチ電極加工の試作を行い、ピッチや加工条件を変えたと書かれているが、中長期の検証スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
0.2mmピッチの狭ピッチコネクター用コアピンに特化し、独自材IMO-8を開発するなど高付加価値分野に取り組んでいることが書かれている。
国際競争力のある国内部品の技術開発という目的は書かれているが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由の具体的記載は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
撮像式工具測定器の使用や国内メーカーとの密なコミュニケーションは書かれているが、サプライチェーン全体への貢献は具体的でない。
電子デバイス機器の小型化・高速化に対応する精密部品技術という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
電子デバイス機器の変化が速いため、国内メーカーとの密なコミュニケーションを取りながら先を予測した製品開発を進める。携帯電話は腕時計型も登場するなど小型化が続くため、国際競争力のある高付加価値部品の技術開発を続けていく。
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
パイル織機の柄を制御するジャガード装置を、紋紙を用いた穿孔式柄制御方式から電子ジャガードを用いたデジタル式柄制御方式に移行した。
効果:柄変更の紋紙セット作業時間 120分→10分
導入した高速斜め切りスライサーと電子スモーク装置を使い、銀鮭、サンマ、サバ、ヒラメを原材料とした商品開発を行った。