自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
株式会社大麦工房ロア
成果製造から出荷までの平均日数 18.5日→7日
| 事業者名 | 株式会社大麦工房ロア |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 足利市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 300人 |
| 資本金 | 9,800万円 |
| 設立 | 1986年 |
当社は足利産の大麦を使った「大麦ダクワーズ」を主力に、大麦本来の味を活かしたスイーツの製造・販売を行っている。通信販売を中心に売上が拡大しており、製造ラインは全国的にも突出した規模で、現在は日産平均18万個を製造している。ダクワーズだけで50アイテムを超え、姉妹品を含めトータルで200アイテム以上を取り揃えている。
抱えていた課題
やったこと
2014年に足利市多田木町に約7億円を投じて流通センターを新設し、製造設備と発送設備の連結体制を構築した。最新の物流システムとして、自動倉庫(ロジスティックナビゲーションシステム)を導入し、倉庫スペースの効率化とデータベース管理による倉庫管理システムを構築した。前後・左右方向への荷役が可能なラックフォークを導入し、収容効率と作業性を改善した。在庫管理システム(ソフトウェア)をホストコンピューターとオンライン化し、倉庫と生産・流通・商品管理・マーケティングを一括管理できるようにした。
| その他 | 自動倉庫(ロジスティックナビゲーションシステム) |
|---|---|
| その他 | ラックフォーク |
| ソフト | 在庫管理システム(ソフトウェア) |
在庫を一括管理しトレーサビリティのデータベース管理を一元化したことで、作り立て大麦ダクワーズの供給体制が実現した。入出庫管理に要する人的投入時間が大幅に削減され、1アイテムの欠品がなくなったことが最大の効果となった。生産管理から製造指示までの見える化が進み、納期が短縮された。製造から出荷までの平均日数が18.5日から7日に短縮し、鮮度感を求める消費者ニーズに応えられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
通信販売中心の売上拡大と流通センター新設(約7億円投資)は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
日産平均18万個、商品200アイテム以上、鮮度を求める消費者ニーズへの対応など強みは読めるが、競争優位の説明は限定的。
製造から出荷までの平均日数18.5日が7日に短縮、欠品解消、人的投入時間の削減など、課題と数字による効果が明確に示されている。
製造から出荷までの日数短縮という数値目標の実績は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載がない。
従業員数約300名、専務取締役の名前はあるが、補助事業の遂行体制や人材配置の具体的記載は見当たらない。
鮮度感を求める消費者ニーズや大麦生活の提案が書かれ、顧客ターゲットの方向性は読めるが、ニーズの裏付けデータは薄い。
2014年に流通センターを新設し物流システムを導入した経緯はあるが、今後の中長期の遂行スケジュールは示されていない。
資本金9,800万円と流通センター新設に約7億円を投じたことは書かれるが、資金調達の見込みや財務状況の記載はない。
大麦を使ったダクワーズは特色ある商品だが、ジャンルの普及度や高価格化の水準に関する記述はうかがえる程度。
栃木県産大麦の利用や地元大麦のPR、耕作放棄地の活用は書かれるが、波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
投資額約7億円と製造から出荷までの日数短縮は書かれるが、付加価値増加額など費用対効果の数値は示されていない。
在庫管理ソフトのオンライン化によるトレーサビリティ確立と生産から発送の見える化は読み取れるが、業界全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
栃木県足利市の地域産大麦を活用し地元の大麦をPRすると書かれ、地域の特性を活かした取組は読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
栃木県産大麦を使った大麦ダクワーズを主力に、健康・食文化・食育にも着目し、ダイエット・健康食品やフリーズドライ製品も手がけている。毎日食べられる大麦をキーワードに「大麦生活」を提案し、耕作放棄地を活用した大麦栽培にも取り組み、地元・栃木の大麦を広くPRしていく。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。