ものづくり補助金平成25年度製造業新潟県

パイプ加工ライン自動化による新しい生産工程の確立

株式会社ハセテック

この事例のポイント

  • パイプ加工の機械セット時に、本のパイプを差し込む角度に正確性が求められるが、作業者によってばらつきがある。
  • ロボットを導入し、パイプ加工の自動化ラインを構築した。
  • パイプ加工の自動化ライン導入により、工程数、必要人員数、製造時間が導入前と比べて削減され、生産性が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ハセテック
所在地新潟県 市区町村不明
業種金属製品製造業
技術分野機械制御,精密加工
従業員数34人
設立1949年

事業の背景

当社はロー付けなどの高い溶接技術を中心に、銅管やステンレス管を使ったエコキュートや地中熱ヒートポンプ部品、石油・電気給湯器・エアコン部品のユニット加工を主に製造している。取引先は部品の海外調達が不安定なため、国内生産の高品質製品の安定供給を求めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能パイプ加工の機械セット時に、本のパイプを差し込む角度に正確性が求められるが、作業者によってばらつきがある。
  • 品質・精度ベンダー加工の角度が悪いと、溶接時にパイプ同士の密着が悪くなり漏れの原因となる。
  • 生産能力機械1台ごとに作業者が1人ずつついて1本ずつ確認しながら作業しているため、量産には対応しきれない。
  • コスト・採算量産化の段階ではコストや納期の面で対応しきれないことが課題である。
  • 納期・工程第1工程のわずかな不具合が後工程全体に大きく影響し、溶接後の検査にも時間がかかる。

やったこと

ロボットを導入し、パイプ加工の自動化ラインを構築した。端末加工機への投入、完成品のロボットによる取り出し、新型CNCパイプベンダー機への差し込み、曲げ後の完成品の箱詰めまでを自動化した。対象は二か所の先端加工と3回の曲げ加工を伴う難加工品である。試作品の加工例を含め、導入したブーストベンダー機で複雑な角度の曲げ加工に対応した。材料調達からパイプ加工、切削加工、溶接加工、検査、組立、梱包発送まで自社内で一貫製作できる体制とした。

  • ロボットロボット
  • 加工機CNCパイプベンダー機新型ベンダー機端末加工機ブーストベンダー機

新しい製品・サービス:二か所先端加工・3回曲げ加工などの難加工パイプ製品

事業の効果

パイプ加工の自動化ライン導入により、工程数、必要人員数、製造時間が導入前と比べて削減され、生産性が向上した。曲げ時の角度決めの精度が改善し、品質も向上した。コストも削減された。短納期受注と大量ロット生産が可能となり、難加工品への挑戦も続けていく計画である。

今後の展望

今後もパイプ難加工への積極的なトライを計画している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。