ものづくり補助金平成25年度情報通信業愛知県

画像認識技術を活用した医療介護分野における見守りシステム

株式会社DRAGON AGENCY

この事例のポイント

  • 一般家庭や工場などでも使える、カメラの映像を手軽に確認できる製品の開発が必要だった。
  • 電球に映像記録の機能を付け、スマホで映像を確認できる電球型Wi-Fiカメラと専用アプリ「DIAMOND」を開発した。
  • 電球型カメラはスマホで簡単に映像を確認でき、一般家庭の防犯やペットの見守り、工場の作業状況の監視など多様な場面で使えると期待されている。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社DRAGON AGENCY
所在地愛知県 名古屋市
業種情報サービス業
技術分野情報処理,測定計測
資本金2,000万円
設立2010年

事業の背景

同社はソフトウエアの企画・開発・運営などを手がけ、大手企業と取引してビジネスアプリケーションを提供している。顧客から相談を受け、その解決策としてシステムやソフトに汎用性があれば開発して販売する方針をとっている。同社の製品は名古屋鉄道の公式スマホアプリ「名鉄Touch」など、利用者数が私鉄系で全国トップクラスのものを手がけてきた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術一般家庭や工場などでも使える、カメラの映像を手軽に確認できる製品の開発が必要だった。

やったこと

電球に映像記録の機能を付け、スマホで映像を確認できる電球型Wi-Fiカメラと専用アプリ「DIAMOND」を開発した。製品は既存の電球ソケットに取り付け、本体にSDカードをセットして使う。人を検知すると端末に連絡が入り、自動録画や端末からのライト点灯などのリモート操作もできる。老人介護施設で検証し、高い評価を得た。開発には多額の投資が必要で、補助金を活用して改良を重ねた。

その他電球型Wi-Fiカメラ
ソフト専用アプリ「DIAMOND」

新しい製品・サービス:電球型Wi-Fiカメラ「DIAMOND」

事業の効果

電球型カメラはスマホで簡単に映像を確認でき、一般家庭の防犯やペットの見守り、工場の作業状況の監視など多様な場面で使えると期待されている。老人介護施設での検証で高い評価を得ており、今後は拡販を進める方針である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    社名に「IT業界の代弁者」への思いを込め、ソフトの企画・開発・運営を手がけると書かれているが、事業の過去の取組との一貫性は薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    既存製品がなく自社開発したことや、顧客相談から事業を広げる姿勢は読み取れるが、市場動向との比較や強み・弱みの記述は薄い。

  • 課題の認識と解決3

    徘徊入居者の把握という課題が示され、電球型カメラで解決する流れは読めるが、事業計画の売上や付加価値の目標は書かれていない。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    開発に関連企業と連携したとあるが、人材や事務処理体制の具体的な記述はない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    老人介護施設で検証し高い評価を得たこと、一般家庭の防犯やペットの見守りなど用途を示し、選ばれる理由が整理されている。

  • 事業化までの道筋2

    今後は拡販を進める考えとあるが、スケジュールや課題解決方法の具体的な記述は見当たらない。

  • 財務と資金の調達2

    開発には多額の投資が必要だったと書かれ、補助金がなければ不可能だったとあるが、資金調達の見込みは書かれていない。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    同種の製品やサービスが当時存在せず、電球に映像記録機能を付けた製品として自社開発したと具体的に書かれている。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    見守りや作業状況監視など社会的な用途に触れているが、経済波及や雇用創出への言及は乏しい。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    画像認識で見守りを行う点は読めるが、サプライチェーンや地域への貢献は具体的に書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    見守りや監視の用途が広がる可能性はうかがえるが、日本経済の構造転換に関する記述はない。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後も支援を得ながら、IT業界の「ドラゴン エージェンシー」を目指す。

事業者の声

「誰にでも簡単に取り付けられる電球に映像記録の機能を付け、その映像をスマホで確認できるようにする」

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。