高精度画像寸法測定器導入による自動車関連切削部品加工における高品質・短納期・生産性向上の実現
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
株式会社 福井弥平商店
| 事業者名 | 株式会社 福井弥平商店 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 高島市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1920年 |
日本酒市場では高品質な吟醸酒の重要性が増している。同社は市販吟醸酒を製造しており、醸造から瓶詰・貯蔵までの工程を、全国新酒鑑評会に出品される大吟醸酒の技術的要件と比較した。市販吟醸酒では大吟醸のような手間をかけられないため、その技術要件を機械化・自動化して取り入れる必要があった。
抱えていた課題
やったこと
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。洗米工程ではジェット気泡洗米機コメクリーン、回転分離機、遠心分離脱水機を導入し、洗米後の排水のかけ流しを自動化して、吸水率を正確に均一化しざる返し工程を削減した。醸造工程ではサーマルタンク密閉3000型を導入し、もろみを5~10℃で自在に温度管理できるようにした。上槽工程では上槽後の日本酒を0~5℃で貯蔵できるようにし、火入工程では65℃で火入れ充填した瓶詰酒を速やかに冷蔵設備へ移して冷却するようにした。製品仕上げ工程では自動ラベラーを火入れ充填と同一ライン上に導入した。設備導入と並行して試作・設計へのフィードバックを行い、吟醸酒試作品を開発して検証した。
| 加工機 | ジェット気泡洗米機コメクリーン |
|---|---|
| 加工機 | 回転分離機 |
| 加工機 | 遠心分離脱水機 |
| 加工機 | サーマルタンク密閉3000型 |
| 加工機 | 自動ラベラー |
洗米工程では原料米の割れが減り吸水のムラが起きにくくなり、糠の除去も十分にできるようになった。その結果、仕上がった日本酒は透明感があり垢抜けた印象になった。洗米後の排水の自動かけ流しや遠心分離脱水機により、洗米品質と生産性が向上し、ざる返し工程も削減できた。醸造、上槽、火入れの各工程で低温管理が可能になり、過熟や劣化を防げるようになった。自動ラベラーにより正確なラベル貼りができ、作業中の破損リスクも低減した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
醸造から出荷までの工程見直しと市販吟醸酒の品質向上を図る方向性が記載されているが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
全国新酒鑑評会の大吟醸酒の技術要件と市販吟醸酒を比較し課題を抽出したと書かれているが、市場動向や競争優位の数値は示されていない。
洗米・醸造・上槽・火入・仕上げの5工程で課題を抽出し、低温管理や自動ラベラー導入など各工程に対応策を示し、付加価値向上につなげている。
付加価値向上や競争力向上の方針は述べられているが、数値の目標値や賃上げ目標は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
透明感があり垢抜けた印象の吟醸酒という製品の特徴は書かれているが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは示されていない。
試作・設計へのフィードバックと試作品の検証を実施し、今後はリアルタイムの計測システム導入を図る方針まで書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
大吟醸の技術要件を市販吟醸酒に応用する点が特徴として書かれているが、普及度や認知度に関する記述はない。
日本酒市場で高品質吟醸酒の重要度が増している点は書かれているが、経済波及や雇用創出への言及はない。
工程削減による省力化や製造余力の創出が述べられているが、投入額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
ジェット気泡洗米機などの機械化・自動化は書かれているが、デジタル技術や地域・サプライチェーンへの貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県高島市の酒造事業者であることは書かれているが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業の成果として、市販吟醸酒の品質向上により付加価値向上と競争力向上を図ることができる。一方で、リアルタイムでのより高度な品質管理が必要になっており、そのための計測システムの導入を図っていきたい。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル