回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社北岡本店
| 事業者名 | 株式会社北岡本店 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 吉野町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,製造環境 |
| 従業員数 | 47人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1955年 |
当社は1868年に酒造業専業に切り替えて以来の酒蔵で、主力銘柄は「八咫烏」である。清酒の需要・販売量が低下する中、消費者ニーズが高まっているリキュール類、特に女性向けの果実系リキュールの開発に着手した。平成27年度ものづくり補助金の承認を受けて「噛んで飲むリキュール」の試作開発を行い、大変高い評価を得た。
抱えていた課題
やったこと
果実系リキュールの殺菌工程に「ジュール加熱システム」を導入した。これにより、高品質なまま短時間で安定した完全殺菌が実現した。従来は製品化の難しかった原料の加工も可能となった。さらにIoT管理を活用し、熟練者に頼らず管理できる体制とした。
| その他 | ジュール加熱システム |
|---|---|
| ソフト | IoT管理システム |
新しい製品・サービス:噛んで飲むリキュール(果実系リキュール、ノン・低アルコール飲料)
ジュール加熱により高品質なまま短時間で安定した完全殺菌が実現し、従来製品化が難しかった原料の加工が可能になった。IoT管理により若い人材も育成・確保しやすい作業環境となった。生産効率の改善と若手人材の確保にもつながった。事業化における生産プロセスの改善が達成された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
清酒需要低下への対応でリキュールを始め、ものづくり補助金を3期連続で承認されたと書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
消費者ニーズの高い果実系リキュールに着手し、海外を含む市場ニーズへ対応した試作で高い評価を得たとあるが、競争上の強みの数値や詳細は薄い。
殺菌が熟練者管理に依存し生産効率に影響した課題を、ジュール加熱システムとIoT管理で解決したと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていないが、生産プロセス改善による効果の方向性のみわずかにうかがえる。
従業員数47名と記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての説明は読み取れない。
限定流通・少量生産による独自性や、完全殺菌で製品化の難しかった原料加工が可能になった点で差別化が読み取れる。
スケジュールや遂行方法は書かれていないが、新工場開設や清酒部門の強化といった今後の方向性がわずかにうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
果実系リキュールは一般的な普及度が低い分野で、超高温短時間殺菌によるノン・低アルコール飲料の商品化が具体的に示されている。
地域資源活用事業への認定や吉野町の酒造という地域性がうかがえるが、雇用創出や波及効果の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
IoT管理の活用で若い人材の育成・確保がしやすい作業環境になったと書かれ、デジタル技術の活用は読み取れるが波及の範囲は薄い。
清酒需要低下を背景に成長分野のリキュール・ノンアルコール飲料へ進出した点で、構造転換の方向性がわずかにうかがえる。
吉野の酒造と地域資源活用事業への認定が書かれ、地域特性を活かした事業であることが読み取れるが、成長への寄与は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
リキュール類、ノン・低アルコール飲料類の生産力強化のため鳥取県に新工場を開設し、受注増加に対応できる体制を構築する。あわせて清酒部門もテコ入れし、リキュール部門に並ぶ事業展開を目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人