回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社和晃プラスチック
成果切断時間 1倍→1倍
| 事業者名 | 有限会社和晃プラスチック |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 甲賀市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1995年 |
当社は工業用プラスチックの押出成形加工を中心に、試作から量産、小物から大物まで顧客ニーズにきめ細かく対応してきた。平成25年に水処理フィルター用途の立体網目成型品を自社開発し、インテリア向けにPlaRain®として上市した。
抱えていた課題
やったこと
補助事業で樹脂切断機を導入し、切断工程を効率化した。導入前後で一般的な材料のPPとPEを用いて検証したところ、切断時間は約1/17に短縮し、切断精度は約1/4向上した。切断面は凸凹にならず、バリも出ない結果となった。あわせて、製品の発泡の原因となる原料の水分率対策として、原料ペレットに乾燥済みの原料を購入し、品質管理を徹底する対策を強化した。
| 加工機 | 樹脂切断機 |
|---|
新しい製品・サービス:PlaRain®(立体網目状成型品)
切断工程の効率化により生産体制が整い、指定サイズでの生産が容易になって商品の規格・サイズのラインナップが広がった。規格品(50cm×50cm×3cm)は大手の東急ハンズに継続的に販売できた。特設サイトや展示会を通じて知名度が上がり、店舗装飾やインテリアの設計事務所からの問い合わせも増えた。コストの削減や効率化にも寄与した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成25年に自社開発したPlaRain®を上市し、生産体制構築と市場拡大を目的に取り組んだと書かれており、一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
多品種少量の生産体制や展示会での約300社への紹介、インテリア向け特長などが書かれ強みはうかがえるが、市場動向との対比の記述は具体性が薄い。
切断工程の手動・2次工程での再切断という課題と、切断時間約1/17短縮という改善が示されており、課題認識と解決はうかがえる。ただし付加価値・成長への数値的つながりは薄い。
付加価値の創出や賃上げを実現する目標値は書かれていない。コスト削減や効率化への寄与が述べられるのみ。
PlaRain®事業の専門部署を設けたと書かれ体制はうかがえるが、人材や事務処理能力の具体的記述は薄い。
インテリア・店舗装飾向けの用途、光の透過性や加工のしやすさという特長、設計事務所からの年間約60件の問い合わせなど、ニーズの裏付けが具体的に示されている。
医療・介護分野への展開と医療機器製造許可の取得、重点的な製品開発の計画が示されるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
PlaRain®は自社開発の立体網目成型品で、規格品50cm×50cm×3cmとして東急ハンズに販売され、独自性の高い製品と読み取れる。
医療・介護分野への展開計画はあるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は具体的に書かれていない。
コスト削減や効率化への寄与は述べられるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
医療・介護分野への進出計画がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
滋賀県甲賀市の地域企業で、農業機械部品や水処理フィルターを手がける点は読み取れるが、地域経済への波及の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
PlaRain®のインテリア向け製品のラインアップを拡大し、医療・介護分野に展開する。医療機器製造の許可を取得し、重点的に製品開発を進め、自社ブランドの柱に育てる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg