部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
オグラ金属株式会社
| 事業者名 | オグラ金属株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 足利市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,機械制御 |
| 従業員数 | 330人 |
| 資本金 | 9,900万円 |
| 設立 | 1938年 |
当社は自動車、アミューズメント、住建・住設、環境商品、鉄道車両の各部品で、鉄・アルミ・ステンレスの金属加工を行っている。難加工品や短納期品、大型で高精度が求められる品は国内生産が主流である。IT化やロボット化の進展で半導体製造装置の需要が高まり、当社が受注する大型筐体は年々増加傾向にあった。
抱えていた課題
やったこと
IoTに対応した高性能のハイブリッドドライブベンダー(アマダ製HG1703)を導入し、長尺部品のベンド加工に用いた。ベンド作業を工程分析し、準備段取り作業が約85%を占めることを確認した。新規部品の段取り作業では加工条件を画面から呼び出す方式とプログラム作成を簡略化した。金型セットでは芯出し作業を削減し、ボルト締めを廃止し、長尺部品の試し曲げ作業も廃止した。さらにIoTを駆使した生産管理システムを構築し、日報やパソコン入力などの間接業務を合理化した。
| 加工機 | ハイブリッドドライブベンダー HG1703(アマダ) |
|---|---|
| ソフト | IoTを駆使した生産管理システム |
段取り作業の改善により段取時間は目標70%以上削減に対し79%削減を達成し、生産性は目標30%以上向上に対し47%向上した。間接業務の合理化では間接作業工数を目標40%以上削減に対し42.9%削減し、いずれも目標値を上回った。ベンド機の自動補正機能により、熟練者しかできなかった高度な作業が短い研修期間を経た新人にも可能になり、技術継承にも大きな効果があった。自動化により労働者不足への対応力も高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車部品など5業界で金属加工を行い、大型筐体の受注増を背景に今後の経営の柱と位置づけている。過去の取組との連続性までは書かれていない。
半導体製造装置向け大型筐体の受注増という外部環境と、難加工品への対応力を示しているが、競争優位の根拠となる数値は示されていない。
準備段取り作業が約85%を占めると工程分析で課題を特定し、段取削減や間接業務の合理化で生産性向上を図った点が具体的に書かれている。
段取時間70%以上削減の目標に対し実績79%削減、生産性30%以上向上の目標に対し実績47%向上と、数値目標と達成実績が明示されている。
IoT生産管理システムの構築や新人でも作業できる点はうかがえるが、推進体制や人材配置の記述は読み取れない。
大型筐体の需要増と多品種少量・高精度の長尺ベンド加工というニーズは書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
段取削減と間接業務合理化の二本立てで進めた流れは読み取れるが、スケジュールや中長期の検証過程の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
高精度な長尺物のベンド加工に高性能機を導入したとあるが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的に書かれていない。
半導体製造装置や大型筐体の需要増と雇用安定に触れているが、波及効果や社会インフラとしての国の関与は具体的に書かれていない。
生産性向上率や工数削減率は示されているが、補助金投入額と付加価値増加額の関係は書かれていない。
ITを活用した生産管理システムや自動補正機能で技術継承を図る点はあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
大型筐体製造という成長分野への経営資源投入はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するとの記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2019年は「未来創造」を全社スローガンに掲げ、社業を150年、200年と継続するための方法を創る年と位置付けている。LEDによる花の開花・生長制御システムや美容関係商品の開発・販売、災害時に現場で活躍するロボットの開発にも取り組んでいる。
金属加工にできないものはない!
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間
省エネ型の新型リフロー炉エコリフロー(SNR-840GT Ver.4.0)を2台導入した。
効果:消費電力 20.4kW→13.1kW