包装機導入による生産工程におけるボトルネックの解消
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
株式会社FUKUDA
成果廃油吸引や給油に係る時間を半分程度に短縮した。
| 事業者名 | 株式会社FUKUDA |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 各種商品卸売業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1976年 |
株式会社FUKUDAは自動車・バイク用潤滑油を中心に近畿2府4県で販売しており、地域を絞った密着型の営業と、販売から保管・配送・回収・処理までのワンストップサービスを特徴としている。リーマンショック時の原油高騰による価格圧力や、ハイブリッド車・エコカーの台頭によりエンジンオイルの需要が減少傾向にあり、経営環境は悪化していた。2012年からはIBCタンクを使った量り売りのIBCローリーサービスを行っており、ものづくり企業から工業用機械オイルを扱っていないかとの問い合わせを受けたことが今回の取組みのきっかけになった。
抱えていた課題
やったこと
蓄電機能付きの新型IBCローリー車両を開発し、IBCコンテナ(液体用コンテナ)を2基搭載するとともに、廃油回収用ポンプを搭載した。工場内に備え付けのオイルタンクから古い油を抜き取って給油し、そのまま廃油回収まで行うワンストップサービスを実現した。給油用の高性能ポンプと廃油を吸引するポンプを導入した。工業油は粘度があり正確に量ることが難しいため、株式会社富永製作所に給油・吸引電動ポンプの開発を依頼し、株式会社モビリティープラスに電源装置を依頼した。油漏洩・飛散防止機能を有した特殊な油圧作動油を扱えるようにした。
| 加工機 | 蓄電機能付き新型IBCローリー車両 |
|---|---|
| 加工機 | 給油・廃油吸引用電動ポンプ |
| その他 | 電源装置 |
| その他 | IBCコンテナ(液体用コンテナ) |
新しい製品・サービス:工業用潤滑油(油圧作動油)の販売と、給油・廃油吸引・運搬を一体化した新型IBCローリーサービス
廃油吸引や給油にかかる時間を半分程度に短縮し、作業の一体化により煩雑な発注業務を解消できた。適量の販売が可能になり、工業油の余りや期限切れといった無駄を減らせる見込みである。蓄電池機能付車両によりアイドリングストップで作業でき、工場内の引火事故の危険性や排気ガス、騒音を排除できた。営業面では、経営者へ直接営業できる機会が増え、新たな事業分野として工業用油の扱いに進出できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2012年からIBCローリーサービスを行い、自動車用潤滑油の経験を工業油へ活かす一貫した取組みとして位置づけられている。
エンジンオイル需要減少やエコカー台頭の外部環境を踏まえ、関西での専売権や既存企業との差別化を強みとして挙げている。
機械停止、発注の煩雑さ、適量購入、油漏れという課題を明示し、廃油吸引で給油と廃油回収の作業時間を半分程度に短縮するとしている。
目標は工業油の販売先を今年中に5件以上獲得することのみで、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員20人で協力企業と開発を進めた体制は示されているが、新規参入で実務経験が浅いとも記されている。
顧客をプレス機やNC旋盤を扱う金属加工業に定め、工業油の課題解決を提供価値として整理している。
今年中に5件の獲得を目標に展示会出展を検討すると記すが、課題の解決方法や詳細なスケジュールは限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
工業油の販売は新分野への進出で、粘度のため正確に量るポンプ開発は難しかったと記され、新市場への参入性が読み取れる。
国が補助する理由として、経済波及効果や雇用創出などの積極的な説明はわずかにうかがえる程度にとどまる。
作業時間の半減やドラム缶の容器代削減が示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数字は書かれていない。
蓄電池機能付き車両や新型電動ポンプの導入でアイドリングストップや環境負荷低減を図る点が示されるが、デジタル技術の活用は読み取れない。
工業油分野への進出は示されるが、日本経済の構造転換に資するという政策的な位置づけは読み取れない。
近畿2府4県や京都市での地域密着型の営業と、地域企業との交流による事業展開が記されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
工業油の販売先を今年中に5件以上獲得することを目標とし、展示会への出展を検討している。『京都ビジネス交流フェア』や『びわ湖環境ビジネスメッセ』、『中小企業新ものづくり・新サービス展』にも参加を予定している。
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
フィルムと紗(メッシュ)を接着剤で接着する製造過程で、既存設備に①ピンチエキスパンダーを増設し、フィルムの両端を自動で引っ張らせて人手を介…
効果:設備の導入前は1,100m~2,800mごとに1度はロスが発生していたが、現在はほとんどない