ものづくり補助金平成25年度サービス業(他に分類されないもの)大阪府

立体物スキャナーの活用による、3Dカラーコピーシステムの開発

オーエムカラーコピー株式会社

成果高さ10cm、重量20kgまでの立体物を印刷できる

この事例のポイント

  • 従来の立体物のコピーはスタジオや照明、カメラマンの調達が必要で、コストがかかっていた。
  • 立体物の非接触型カラーコピーシステムと立体物スキャナーを開発・活用し、短期間で高品質に立体物をコピーできる仕組みを構築した。
  • 高さ10cm、重量20kgまでの立体物を印刷できる。スタジオや照明、カメラマンが不要になり、撮影料やスタジオ料がかからず大幅なコスト削減が見込める。

事業者のプロフィール

事業者名オーエムカラーコピー株式会社
所在地大阪府 大阪市
業種その他の事業サービス業
従業員数10人
資本金1.5億円
設立1989年

事業の背景

主力事業は企業向けのカラーコピーサービスや立体物のコピーサービスの代行業務で、画像データのスキャンやプリント、データ作成から印刷までを行っている。飲食店や土産物店での商品写真などへの需要が大きい。サービス開始から36年が経っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力従来の立体物のコピーはスタジオや照明、カメラマンの調達が必要で、コストがかかっていた。
  • 品質・精度レンズ越しの撮影では色が合わず、影で一部が暗くなってしまうという課題があった。

やったこと

立体物の非接触型カラーコピーシステムと立体物スキャナーを開発・活用し、短期間で高品質に立体物をコピーできる仕組みを構築した。スキャナーに光源位置可変機能を搭載し、高さ10cm、重量20kgまでの立体物を印刷できるようにした。専用のカラーコピーソフトを導入し、画面上で色度調整が容易になり、従来より現物に近い色合いで印刷できるようにした。対象物をライトのサイドから照らして影を均一に表現しながら撮影し、現物に近い陰影感を出せるようにした。対象物に接触せずに厚みのある素材を印刷でき、分割せずに大きな原稿を読み込めるようにした。

その他立体物カラーコピーシステム
検査測定立体物スキャナー
ソフト専用カラーコピーソフト「アウピア」

新しい製品・サービス:立体物カラーコピーシステム(非接触型カラーコピーシステムと立体物スキャナーを活用したもの)

事業の効果

  • 高さ10cm、重量20kgまでの立体物を印刷できる
  • 高さ10cm、重量20kgまでの立体物を印刷できる

スタジオや照明、カメラマンが不要になり、撮影料やスタジオ料がかからず大幅なコスト削減が見込める。現物に近い色合いと陰影を再現でき、立体感のある壁紙や食品サンプルの印刷に対応できる。短納期化にもつながり、商品写真の需要が高い贈答品の時期にも対応しやすくなる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性2

    過去に約36年サービスを提供してきた点はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは記載がなく具体性が薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    ホテル全客室の壁紙印刷依頼や、メーカーのサンプル写真需要への対応など、市場と自社の強みを結びつけた記述がある。

  • 課題の認識と解決3

    撮影料やスタジオ料の削減、短納期化という課題認識と解決策は読み取れるが、高付加価値化の目標や数値は示されていない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員10名、資本金15,000千円の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    食品サンプルや絵画、壁紙など顧客ターゲットと、撮影料削減・短納期・現物に近い色合いという選ばれる理由が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    今後はウェブサイトで告知して認知度を高める考えとあるが、中長期の検証や遂行スケジュールは示されていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    立体物カラーコピーは従来のスキャン手法と異なり、陰影や筆のタッチを再現する高付加価値な技術として位置付けられている。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用2

    建築現場や贈答品など新たな需要の創出がうかがえるが、国が補助する積極的理由や波及効果は書かれていない。

  • 費用対効果3

    撮影料やスタジオ料を大幅に削減できるとの記述はあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。

  • イノベーションへの貢献3

    CTスキャンのような非接触型カラーコピーシステムの独自性は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    大阪市中央区の事業者であることは記載されているが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

バレンタインデーやホワイトデーなど贈答品の時期に商機があり、年間を通じて需要が期待できる。商品撮影費に悩むメーカーなど幅広い業種の味方になることを狙う。

事業者の声

立体物を手軽にカラーコピーしたい!

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

広島県サービス業(他に分類されないもの)平成27年度

自動車整備のプロセス改善と高度化計画

支柱の間隔が広い門型2柱リフトワイドを2式と低床式エアーガレージジャッキを1台導入し、旧型リフト2台と入れ替えた。

効果:タイヤ脱着工程の順番待ち時間 100分/日→15分/日

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。