ものづくり補助金平成25年度製造業兵庫県

時代の変化に対応する元気な会社

関西鋼業 株式会社

この事例のポイント

  • メーカーからの受注情報と、同社の中間製品の在庫や生産の情報を速やかに突き合わせる仕組みを整えた。
  • 受注情報と在庫・生産情報を突き合わせる仕組みにより、納期の回答を当日中に出せるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名関西鋼業 株式会社
所在地兵庫県 尼崎市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数27人
資本金7,000万円
設立1938年

事業の背景

関西鋼業は昭和13年の設立以来、「切る」技術にこだわって78年の歴史を持つ。石材・コンクリート・アスファルト切断用のダイヤモンドソー基板、食品切断用刃物、丸鋸、紙切用丸刀などの各種機械刃物を、成型から熱処理、研磨まで一貫して自社で製作している。最大直径2200mmまで焼入れできる熱処理設備は全国でも数社しか持たず、これが競争力の源泉の一つになっている。近年は刃物を搭載した機械設備の製造・販売にも取り組み、氷市場向けのアイスカッターを完成させた。

課題と取り組み

やったこと

メーカーからの受注情報と、同社の中間製品の在庫や生産の情報を速やかに突き合わせる仕組みを整えた。作業日報や在庫リストなどに蓄積された情報を標準化し、いつ、何を、どれだけ作業できるかが営業担当者にも見やすい状態にした。その情報をもとに製造をコントロールし、当日中に納期を回答できるようにした。

事業の効果

受注情報と在庫・生産情報を突き合わせる仕組みにより、納期の回答を当日中に出せるようになった。作業の可否を営業担当者が一目で把握でき、製造のコントロールがしやすくなった。数値で示された効果は記載がない。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性73%
  • これまでの取組との一貫性4

    創業以来78年の「切る」技術へのこだわりを軸に、アイスカッターなど刃物搭載機械へ新分野を広げている流れが読み取れます。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    最大直径2200mmまで焼入れ可能な熱処理設備は全国で数社のみとされ、独自技術として競争力の源泉と示されています。

  • 課題の認識と解決3

    受注と在庫・生産情報を突合し当日中に納期回答する仕組みで課題に対応している点は読み取れますが、成長に結びつく計画の具体性は薄いです。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員数27人(平成28年3月時点)は記載がありますが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的な確保策は読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    高機能・高品質の刃物や、氷市場向けアイスカッターの安全性と生産効率の高さが書かれ、製品の価値は読み取れますが、顧客ターゲットは曖昧です。

  • 事業化までの道筋2

    IC関連部品カッターやシリコン研磨分野に取り組んでいると書かれていますが、遂行方法やスケジュールは記載されていません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    従来のバンドソーによる氷切断と比べ安全性・生産効率が高く、ステンレス採用で耐久性に優れた製品と説明されています。

公的補助の必要性20%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面40%
  • 成長分野への進出3

    IC関連部品カッターやシリコン研磨関連分野の事業化に取り組むと書かれ、新たな成長分野への進出が読み取れます。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

IC関連部品カッターやシリコン研磨関連分野の事業化に取り組んでいる。

業種と困りごとが近い成果事例

青森県製造業平成25年度

鉄骨材受注の短納期対応と切削精度の高度化

開先加工機の導入にあたり、加工能力やコスト、機械寸法、機能などの詳細について検討した結果、大東精機(株)製のHベベラーKH1050を選定し…

効果:開先加工工程の段取り時間(セットから送り出しまで) 45分→3.5分

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。