回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社輝工作所
成果仕上工程に費やす時間が大幅に短縮され、予測では409時間の時間短縮を実現する。
| 事業者名 | 株式会社輝工作所 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 川西市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 2,400万円 |
| 設立 | 1974年 |
創業以来50年余りカム専業メーカーとして自動化技術の一端を担ってきた。大手機械メーカーが自社工場の人手不足を理由にカムなどの特殊加工をアウトソーシングする傾向にあり、国内のカム専業メーカーは現在3社しかないため当社へ引き合いが集中し、顧客数は500社を上回る。自動機用カム専業メーカーはこの30年で11社から3社へ減少しており、カム仕様の自動機械への需要は国内外で増加傾向にある。
抱えていた課題
やったこと
主軸回転速度16,000rpm以上でXYZ軸リニア仕様のマシニングセンタ(研削仕様)またはグラインディングセンタを導入した。これによりCBN砥石が使用可能になり、顧客要求精度を満たせるようにした。導入した設備を使い、風力発電用カムや多軸同時制御加工による高精度機械部品の先行受注品を製造する計画である。
新しい製品・サービス:海上風力発電用SEGMENTED CAM(厚みのあるブロック形状カム)および多軸同時制御によるCNC切削加工による高精度機械部品
主軸高速回転仕様の加工機により、CBN砥石での研削が可能になり顧客要求の面粗度と精度を満たせるようになる。手仕上やバフ工程が不要になることで仕上工程の時間が大幅に短縮される。これにより風力発電用カムや多軸同時制御による高精度機械部品の受注拡大と生産性向上を目指す。
カム以外の高精度加工分野へ進出し、多軸同時制御による高精度部品の受注を広げ、カム専業で培った技術を生かして顧客への価値提供を続けていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった