回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
西垣靴下 株式会社
| 事業者名 | 西垣靴下 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 奈良県大和高田市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料,立体造形 |
| 従業員数 | 43人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1986年 |
ウォーキングやジョギングの人口増加と健康増進志向により、スポーツ用靴下の生産量は全国で121.1%、奈良県で112.1%と伸びている。五本指靴下は奈良県内で対前年比129.5%と特に生産量が増えており、スポーツ選手の愛用や衛生・健康面からのニーズも高まっている。スポーツシューズ1足に対して2〜3足の靴下が必要とされ、五本指靴下は有望な市場とみられている。
抱えていた課題
やったこと
丸編み機を導入し、五本指靴下を編めるようにした。これにより、衝撃を和らげるパイル編み(衝撃緩和機能)と、足首・関節を固定するテーピング編み(足首・関節固定機能)が可能になった。摩擦係数の高いポリウレタン糸を編み込む当社の技術を用い、滑り止め機能を持つノンスリップ編みを開発した。この技術は平成27年11月27日付で㈱東レ・オペロンテックスと共同特許を取得している。拇と他の指の部分を斜めに立体で造り、大きい釜で針数を多くして斜めの食い込みを抑え、履き心地を高めた。
| 加工機 | 丸編み機 |
|---|
新しい製品・サービス:五本指靴下「あしサポ つまずき予防靴下」
丸編み機の導入により、五本指靴下の立体編みやパイル編み、テーピング編み、ノンスリップ編みが可能になり、差別的優位性のあるオンリーワンの高機能スポーツ対応五本指靴下を製造できるようになった。1足の編立時間は18分、価格は1足1,500円を実現した。この製品は、スポーツ分野で販売を伸ばすとともに、新たな取引先の開拓にもつながると見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の五本指靴下技術や意匠登録、特許取得の経緯が示され、スポーツ・健康分野への展開が一貫して読み取れる。
スポーツソックス生産量の伸び(121.1%、奈良県112.1%)や五本指靴下の129.5%増を示し、差別的優位性のある高機能製品と結びつけている。
五本指靴下を編めない課題を丸編み機導入とポリウレタン糸技術で解決し、1足の編立時間18分と1足1,500円を示している。
補助事業を含む年間売上を2年目4,620万円、5年目6,000万円と数値で目標設定しており、実現性の根拠はやや薄い。
従業員43名や特許・指定工場の実績はあるが、補助事業を遂行する人材・体制の具体的な配置は書かれていない。
自然と人に優しいコンセプトや五本指靴下の機能(衝撃緩和、足首固定、滑り止め)とターゲットのスポーツ利用者が整理されている。
スポーツからビジネス、日常へと利用シーンを拡大する方向は示されているが、遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
五本指靴下の市場拡大を数値で示し、横編み機では編めなかった機能を丸編み機で実現した高付加価値化が読み取れる。
奈良県の靴下産地の集積や技術を活かす点は触れられているが、雇用創出や波及効果の具体的な数字は示されていない。
1足1,500円や編立時間18分の効率化は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加額の数値は書かれていない。
丸編み機やポリウレタン糸の編込み技術は示されるが、デジタル技術や新ビジネスモデルによるサプライチェーンへの貢献は薄い。
スポーツ市場の成長に乗る点はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するという記述は見当たらない。
奈良県大和高田市の靴下産地の集積を活かす点は示されるが、地域の雇用や経済成長への寄与は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
補助事業を含む年間売上は、2年目に4,620万円、5年目に6,000万円を目標とする。今後はスポーツ分野から、ビジネス分野、そして日常へと利用シーンを広げていく計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。