ものづくり補助金平成25年度製造業和歌山県

新基幹システム導入による生産管理プロセス強化・業務改善事業

ニッティド株式会社

この事例のポイント

  • 多品種小ロットの要望が増えており、今後は自社ブランドの展開により得意先も増える見込みである。
  • 生産管理プロセスの強化と業務改善を目的に、新たに基幹システムを導入した。
  • 基幹システムの導入により生産工程の見える化を実現し、感覚ではなく数値的根拠に基づいて判断できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名ニッティド株式会社
所在地和歌山県 海南市
業種繊維工業
技術分野情報処理
従業員数54人
資本金9,800万円
設立1926年

事業の背景

1926年に軍手工場として創業し、1981年に5本指ソックス専業のニットグローブ株式会社を設立した。特許を取得した足の形に立体的に編む技術と、靴下専門店、百貨店、スポーツアパレル、通信販売など長年築いた販路が強みである。同社は50社余りの得意先を有する。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術多品種小ロットの要望が増えており、今後は自社ブランドの展開により得意先も増える見込みである。
  • 生産能力得意先と製品品目の増加に伴い、在庫管理や生産量の管理・調整が差し迫った課題になっている。
  • 納期・工程仕入から販売までの工程が複雑化し、納入時期を得意先に明確に伝えられないと信頼を損なうおそれがある。

やったこと

生産管理プロセスの強化と業務改善を目的に、新たに基幹システムを導入した。生産工程の状況を編機別の生産状況一覧などで可視化し、工程ごとの混み具合や1人あたりの時間当たり生産量を掲示板に示した。その数値をもとに従業員が改善案を出し合い、工程全体の最適化を進めた。

事業の効果

基幹システムの導入により生産工程の見える化を実現し、感覚ではなく数値的根拠に基づいて判断できるようになった。得意先からは納期面の厳密性について高い評価を得て、納期に関する要求にも根拠のある数値で答えられるようになった。営業担当者も生産現場の状況を踏まえて対応できるようになった。今後は課題のある工程を改善し、作業工程の自動化を進めて生産効率を高める方針である。

今後の展望

生産効率の向上により納期を安定させ、得意先からの信頼獲得につなげる。あわせて管理レベルを高め、生産者志向で市場の創造を目指す自社ブランド品の開発力を強化していく。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。