ものづくり補助金平成25年度製造業鳥取県

ゆるみ止めボルトの生産性向上

サンライズ工業株式会社

この事例のポイント

  • ゆるみ止めボルトの生産で、顧客から納期短縮の改善要望を受けていた。
  • 道路、橋、鉄道など振動や衝撃などの動的な力がかかる部位に使う締結用ボルトであるゆるみ止めボルトについて、生産性向上と量産体制化を図った。
  • NC複合機の導入により、加工工程の集約、段取り替え時間の短縮、加工時間の短縮が可能になったとされる。

事業者のプロフィール

事業者名サンライズ工業株式会社
所在地鳥取県 鳥取市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数51人
資本金5億円
設立1965年

事業の背景

主力商品のあと施工アンカーボルトは建築、土木、設備など幅広い業界で締結部品として使われ、「SIC ハイアンカー」は国内シェア約3割で業界第2位のブランドである。当社は建築用あと施工アンカーボルトと鋼球の製造・販売で培った冷間圧造、切削、研磨技術を持ち、中空深孔加工などの独自技術も有する。将来は社会インフラの建て替え需要が増えると見込まれ、安心・安全な品質と維持管理コストを抑えた商品が求められると考えられていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 納期・工程ゆるみ止めボルトの生産で、顧客から納期短縮の改善要望を受けていた。
  • コスト・採算ゆるみ止めボルトの生産で、顧客から低価格化の改善要望を受けていた。
  • 品質・精度ゆるみ止めボルトの生産で、顧客から品質の安定を求める改善要望を受けていた。

やったこと

道路、橋、鉄道など振動や衝撃などの動的な力がかかる部位に使う締結用ボルトであるゆるみ止めボルトについて、生産性向上と量産体制化を図った。NC複合機を導入し、ボルト先端部の加工を行った。ボルト先端加工部にスプリングを固定する加工を、NC複合機で行う体制を整えた。これにより加工工程を集約し、多品種小ロットでの納期短縮、低価格化、品質の安定を目指した。

新しい製品・サービス:ゆるみ止めボルト

事業の効果

NC複合機の導入により、加工工程の集約、段取り替え時間の短縮、加工時間の短縮が可能になったとされる。これにより多品種小ロットでの納期短縮、低価格化、品質の安定を実現する効果が見込まれている。ゆるみ止めボルトの量産体制が整い、各種インフラの締結用ボルトとしての採用拡大が期待される。

今後の展望

量産体制に向けて設備の増設や24時間体制での稼働(無人化)も視野に入れている。各種インフラの締結用ボルトとして採用実績を増やし、事業の成長を目指す。米国航空規格に準じた振動・衝撃試験に合格していることから、航空・宇宙分野での採用も期待される。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。