サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社新木コーポレーション
成果従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
| 事業者名 | 株式会社新木コーポレーション |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 北栄町 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,接合・実装,表面処理 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 3億円 |
| 設立 | 1969年 |
国内家具市場では、ヨーロッパの高品質製品やアジアの低価格輸入家具が広く浸透し、海外製品との価格競争が厳しい。更なるコストダウンと品質向上など多様なニーズへの対応が求められている。当社は家具全般を製造し、特に造付家具・ベッドフレーム・現代仏壇の売上が増加している。10年前から特注家具部門を設け、ホテル・福利厚生施設・学校などの備え付け家具を県内から関西圏まで手掛けている。主な取引先は大手家具店、小売店、百貨店、全国展開のホームセンター、ネット販売会社、ゼネコン等である。
抱えていた課題
やったこと
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。間伐材の表面に銘木単板を貼る工程と、パネル部分の縁を貼る工程を、ホットプレス機と自動直線縁貼り機で行う設備を導入した。天然のウォールナットを貼り合わせた加工済み材料の試作品を作成し、床板のデザインを工夫した改良版も製作した。展示会に出展して、バイヤーの評価を得た。
| 加工機 | ホットプレス |
|---|---|
| 加工機 | 自動直線縁貼り機 |
新しい製品・サービス:間伐材を原板とし、天然銘木を貼り合わせた原板パネルを用いた家具・内装材の新商品(試作品フェアリー、改良版ドイル)
新工法により従来工法と比べて加工時間が約85%短縮されることを検証サンプルで確認した。高価な銘木材を少ない体積だけで使うため、デザインや場所・品種の制限がなくなり、多種多様な商品に活用できる。再生した原板で付加価値の高い商品を企画販売し、売上拡大と付加価値向上につなげる。展示会のバイヤーからは新たな取組として高い評価を得て、今後の商品化の手応えを得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
家具の企画・製造や特注家具への注力、過去の高級婚礼箪笥からの変遷が記載されるが、事業計画との位置付けは具体性が薄い。
海外製品との価格競争や特注品コストの課題、国産家具の需要増を踏まえ、間伐材を高付加価値板材に加工する差別化が具体的に記載されている。
特注品コスト高や生産性低下の課題を挙げ、間伐材を原板に銘木を貼る加工で高付加価値化を図る計画が示されている。
約85%の時間短縮という数値は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されておらず、実現可能性は読み取りにくい。
従業員38名や展示会出展の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえる程度。
展示会のバイヤー評価や、天然杢ウォールナットを用いた試作品の特徴が示され、ニーズと選ばれる理由が読み取れる。
今後の展開として商品開発や展示会参加、原木供給減少への対応が挙げられるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
間伐材を銘木単板で覆う高付加価値化により、同分野での高水準の高価格化を図る点が具体的に記載されている。
資源の有効利用や日本の森林保全に役立つこと、新たな需要創出への言及があるが、経済波及効果の定量的記載はない。
加工時間を約85%短縮する結果が示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は記載されていない。
新工法による加工時間の短縮は示されるが、先端デジタル技術やサプライチェーンのイノベーションへの貢献はわずかにうかがえる程度。
国産家具の市場ニーズ増加や原木減少を見据えた再生木材活用が示され、構造転換への言及はわずかにうかがえる。
鳥取県産檜の間伐材を用いる地域資源活用が記載されるが、地域経済の成長や雇用創出への効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国産家具の市場ニーズが高まっており、今後もその傾向は続くと思われるため、この波に乗り国産家具の需要増加と海外製品との差別化を図る。原生林からの木材供給が減少する見込みのなか、間伐材・繊維板を用いた家具の需要増加が期待できる。新規商品の開発を行うとともに、全国の展示会へ積極的に参加し新たな販路を開拓していく。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。