高齢者施設向け「カシデリ」事業の物流整備とIot導入によるオートメーション化
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
株式会社シーパーツ
成果部品1つ1つに対して作業員が撮影画像をアップロードしていた作業時間が大幅に短縮された。
| 事業者名 | 株式会社シーパーツ |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 岩国市 |
| 業種 | 機械器具卸売業 |
| 従業員数 | 84人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
同社は昭和30年創業で、自動車リサイクルパーツの国内販売と海外輸出、使用済み自動車の解体、製鋼原料のプレス加工を行っている。自社開発部で自動車リサイクル工場管理ソフトなどを手掛け、業界に先駆けてITを活用してきた。自動車中古部品(リユース部品)の市場拡大が注目される中、中古への安全性の提示や迅速で質の高いサービスが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
使用済自動車の仕入から中古部品の出荷までを管理する統括システムに、独自のインターネット接続型物流ラックシステムを組み込んだ。各部品は部品の大きさに応じて4種類製作したネスティングラックに収納し、ICタグで種類ごとに管理してラック単位の在庫管理を電子化した。出荷ゲートをフォークリフトでラックごと通過させるだけで出荷・積荷の識別管理ができるようにし、ハンディターミナルで決まった値段を入力すると請求書を作成できるようにした。部品撮影用に4台のネットワークカメラとLED照明、自動撮影操作盤からなる簡易スタジオを設置し、一度のボタン操作で四方から同時撮影して、データ転送からWeb上の画像公開まで自動で行えるようにした。
| ソフト | 統括システム(使用済自動車の仕入から中古部品の出荷までを管理する独自システム) |
|---|---|
| その他 | ICタグ及びネスティングラック(部品の大きさに応じて4種類) |
| 検査測定 | ICタグ読み取り機器を設置した出荷ゲート |
| その他 | ハンディターミナル |
| 検査測定 | ネットワークカメラ4台、LED照明、自動撮影操作盤からなる自動撮影スタジオ |
新しい製品・サービス:C1NETシステムを利用した自動車中古部品販売サービス
ラック単位の在庫管理や出荷作業が電子化・自動化され、作業の能率・効率が飛躍的に高まり実務時間が大幅に短縮された。ハンディターミナルによる請求書作成やオーダーミスの解消により、サービスの質とスピードも向上した。撮影から公開までが自動化され、商談取引のサイクル短縮が期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
統括システムの導入と自動車中古部品の販売を事業の柱とする記述はあるが、経営戦略上の位置付けを示す記述は読み取れない。
中古部品市場の拡大と中古イメージ向上の動きに触れ、品質の安全性提示を課題としている。自社の強みとの関係は具体的に書かれていない。
在庫管理や出荷作業の煩雑さ、ミス、書き間違いなど現状の課題が具体的に挙げられ、ICタグ導入で解決を図る流れが示されている。
作業時間の大幅短縮や画像公開までの流れは示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
自社に開発部があり自前開発にこだわる体制や、従業員84人の規模は示されている。事業遂行体制としての詳細は薄い。
中古部品の画像公開による商品情報の質向上と販売促進が目的として示されるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
ソフト販売から始め市場調査を経て改良する方針が示されており、課題検証の流れはあるがスケジュールの記載は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
中古部品の市場拡大に触れるが、同分野での高付加価値化・高価格化を図る内容は読み取れない。
中古部品市場の拡大と自動車リサイクル業界への展開可能性が示されるが、雇用創出や経済波及の数値は書かれていない。
作業時間の大幅短縮や出荷ミスの解消が示されるが、投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
ICタグ、ネスティングラック、ネットワークカメラを組み合わせた電子化・自動化で、他の自動車リサイクル業者への販売も予定されている。
中古部品市場の成長に触れるが、日本経済の構造転換に資するという記述は読み取れない。
山口県岩国市での事業実施は示されるが、地域特性を活かした付加価値創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
まずは市場調査を兼ねてソフト部分のみを販売し、追加開発の必要性や現場作業の合理化への対応を検討しながら、顧客ニーズに合わせて改良を進める予定である。他の自動車リサイクル業者等への販売も予定しているが、具体的な販売方法は顧客ニーズに応じて検討する。
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
蓄積されたノウハウを活用し、デジタルピッキングシステムのソフトを開発会社と共同で開発した。
効果:出荷生産性は2倍となることが確認検証できた
最新型包装機「SBU-134」を導入し、6種類のソルマバッグなど専用包材を用いた多種多様なパッケージ商品の製造体制を整えた。
効果:生産性(パック/分) 12パック/分→23パック/分