新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社天野鉄工所
| 事業者名 | 有限会社天野鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1984年 |
環境・エネルギー分野の産業用機器である太陽光発電設備、インフラ用下水道設備ユニット、震災復興で使われる土砂搬出コンベアなどに用いられる中型機械部品の加工依頼が増えてきた。太陽光発電設備、下水道処理施設関連、災害対策関連は今後も需要増が予想され、インフラ関連は東京オリンピック開催に向けて市場拡大が見込まれる。
抱えていた課題
やったこと
中型部品の加工に対応するため、横中ぐりフライス盤を導入した。本機はロータリーテーブルにより様々な角度の割り出しができ、材料の取り付けが一度で済むため、少ない段取り替えで加工できる。重切削、深掘り加工、多面加工を効率よく行え、高速・高精度・短納期化が実現した。硬度の高いステンレスなどの重切削にも対応でき、高硬度部品の加工依頼にも応じられる。繰り出し式主軸により奥行きのあるワークの加工にも対応でき、精度の高い加工が行える。
| 加工機 | 横中ぐりフライス盤 |
|---|
横中ぐりフライス盤の導入により、中型部品の重切削、深掘り加工、多面加工を効率よく行えるようになり、高速・高精度・短納期化を実現した。高硬度部品や奥行きのあるワークの加工にも対応でき、多種多様な加工依頼に応えられる体制を構築できた。ロータリーテーブルにより複雑な加工にも容易に対応でき、低コスト化を実現できる生産体制の構築につながった。今後は環境・エネルギー分野の増産計画に基づいて受注を増やしていく計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の立型・門型マシニングセンタで対応困難な中型部品加工の依頼増に対応する設備投資で、過去の取組との連続性は文章から読み取りにくい。
太陽光発電・下水道・災害対策関連など需要増の市場動向を挙げ、重切削や高精度加工の自社設備を強みとして位置づけている。
中型部品加工が加工単価に見合わない課題を認識し、横中ぐりフライス盤で高速・高精度・短納期化を実現したと説明している。
高い付加価値創出や賃上げの目標値は示されておらず、受注拡大の方向性のみがうかがえる。
従業員17人の規模は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述はない。
太陽光発電や下水道処理施設など顧客分野を具体的に挙げ、多種多様な中型形状に対応できる点を選ばれる理由として示している。
今後は増産計画に基づく受注活動を開始するとあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
中型部品の多面・深掘り加工を効率化する点は示されているが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的に書かれていない。
太陽光発電や下水道、震災復興、東京オリンピック関連インフラの需要拡大を挙げ、社会インフラへの貢献が読み取れる。
補助金額に対する付加価値額の増加や生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果はうかがえるにとどまる。
デジタル技術の活用や新ビジネスモデルへの言及はなく、地域やサプライチェーンへの貢献はわずかにうかがえる程度。
環境・エネルギー分野への進出が示されており、成長分野への転換の方向性はうかがえるが、構造転換との関係は明示されていない。
徳島市に拠点を置く地域企業として環境・インフラ分野の受注を増やす方針が書かれているが、地域経済への波及は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は環境・エネルギー分野の増産計画に基づいた受注活動を開始し、中型ワークの新たな加工内容の事業を加え、当社の特徴的事業として受注を増加させていきたい。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。