要介護者向け持ち運び可能な簡易歩行運動支援器具の開発
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
株式会社川西歯車工作所
成果ホブ研磨時間 100%→30%
| 事業者名 | 株式会社川西歯車工作所 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 観音寺市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 13人 |
株式会社川西歯車工作所は歯切り部門の設立から50年余りにわたり、各種歯車部品を中心に製作してきた。多品種小ロットに対応できる設備と人材を持ち、材料取りから完成品までの工程をほとんど社内で行えることが強みである。近年は環境問題や省エネルギー化への対応が重要視され、差別化の観点から高精度歯車へのニーズが強まっている。小型歯車は既に高精度化を実現しているが、中・大型歯車の歯形誤差の高精度化が課題として残っていた。
抱えていた課題
やったこと
新鋭CNCホブ歯溝研削盤を導入し、ミクロンオーダーの機械制御とCBN砥石による面粗度の向上で超精密なホブカッターの研究開発および製作をめざした。CNCホブ歯溝研削盤で歯溝研削したホブカッターで製作した歯車と、現設備で歯溝研削したホブカッターで製作した歯車を、各数個以上製作して比較検証した。試作品の精度測定は自社のCNC歯車試験機で行い、試作歯車とインボリュート曲線との差を数値化した。その数値を業界基準規格(JIS B 1702-1およびJIS B 1708-8)と比較し、等級を確認した。
新しい製品・サービス:ミクロンオーダーの超精密ホブカッターおよびそれで製作する高精度歯車
歯形精度が向上し、現行のホブ切削の歯形公差JIS8級程度から、より高い精度要求に対応でき、低騒音・低振動・省エネルギーが見込まれる。湿式全面カバーにより粉塵や鉄粉の飛散がなくなり、クリーンな製造環境と作業員の健康に配慮した労働環境が確保される。ホブの研磨回数と研磨時間が減り、大型特殊ホブ研磨の内製化により日数と費用が削減でき、ホブ盤での切削時間も短縮される。これにより電力消費も減少し、ユーザー側では歯車の面粗度向上により摩擦抵抗と転がり抵抗が減り、大型モーターの消費電力の削減が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
歯車製作の強みや50年の歯切り実績は書かれているが、本事業が経営戦略のどこに位置づくかの説明は薄い。
静音化・省エネ需要の高まりと、工程の多くを社内で行える強みが書かれ、競争優位の根拠が具体的に読み取れる。
ミクロン単位の歯形精度や研磨時間7096削減、大型歯車の単価数%向上など、課題と効果が具体的に示されている。
J18S4級からJ189級への精度向上、研磨回数1/3、切削時間20%短縮など数値目標があり、達成見込みも示されている。
従業員13名や技能の蓄積への言及はあるが、事業遂行のための人材配置や事務処理体制の具体的記述はない。
産業機械・建設機械向けが主なターゲットで、市場規模7〜8億円や多品種小ロット対応、納期・品質の評価が書かれている。
試作品での比較検証や精度判定の方法は示されているが、スケジュールと中長期の課題解決方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
中・大型歯車で歯形誤差を超精密に抑える高付加価値化を図る内容で、CBN砥石によるRa0.1の面粗度が具体的に示されている。
地域の造船・産業機械業界への波及や競争力強化が述べられているが、雇用創出などの国の補助の必要性は明示されていない。
電力代削減の金額や割合、ユーザー側モーター消費電力最大10%減など、費用対効果を示す数値が複数書かれている。
CNC制御や湿式カバーなど技術の活用は書かれるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明確ではない。
高精度・省エネ歯車による産業機械分野の競争力強化は読み取れるが、日本経済の構造転換への言及は少ない。
香川県観音寺市の地域産業(造船・産業機械等)を対象とし、地域の特性を活かした事業であることが具体的に書かれている。
本事業により当社の事業拡大が見込まれ、中・大型歯車の生産量増加に加え、大型歯車は高精度化により数%程度の単価上昇が見込まれる。ターゲットは産業機械向けと建設機械向けであり、高精度歯車により市場規模の拡大が見込まれる。
さらに高い精度要求にお応えできるよう、日々研鑽してまいります
公式の事例集より(原文のまま)
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。