おみたまプリンの賞味期限延長による新規顧客獲得
真空状態を作れるシーラーを導入した。
効果:賞味期限 6日→18日
| 所在地 | 愛媛県 愛南町 |
|---|---|
| 業種 | 飲食料品卸売業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 250万円 |
| 設立 | 1941年 |
当地は宇和海の豊富な水産資源で栄えてきたが、漁獲量の減少や魚種の変化により業者を取り巻く環境は厳しさを増していた。キビナゴなどの小型魚介類は数十〜数百尾をまとめて冷凍するのが基本で、1尾ずつ個別冷凍すると非常に高値で取引される。ブロック凍結による市場取引ではキビナゴで200円/kg前後が相場だが、個別冷凍による加工出荷では600〜800円/kgで受け入れられる市場がある。
抱えていた課題
やったこと
急速冷凍に優れた液体凍結装置「リジョイスフリーザー」(処理量50kg/h)を導入し、個別冷凍品の商品化を行った。当技術に適した冷凍冷蔵設備も導入して製造体制を構築した。愛媛大学南予水産研究センターとの共同開発により、食品を一定濃度の食用エタノール等で製造した不凍液に魚介類を浸漬させてから凍結させる個別冷凍技術を確立した。多様な魚種で試作を実施し、キビナゴ等は不凍液に浸けた後に真空パックへ封入して液体凍結機で凍結させた。大型魚は三枚におろした後に同様に真空パックで封入し、機械に通して切り身を個別凍結した。
| 加工機 | リジョイスフリーザー(液体凍結装置) |
|---|---|
| その他 | 冷凍冷蔵設備 |
新しい製品・サービス:不凍液を用いた超効率的個別凍結技術により個別冷凍された魚介類(キビナゴ、大型魚の切り身など)および手すくいしらすの商品化。
個別冷凍による製造体制が構築され、水産加工品販売部門として株式会社魚一家を立ち上げ、事業化に至った。小型魚介類や大型魚の切り身を高付加価値の商品として都市部のユーザーに提供できるようになった。今後は首都圏市場への販路開拓と地域ブランディングに取り組む計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
祖父の代から70年続く老舗で水産業を営み、冷凍加工の事業化へつなげた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置づけの記述は薄い。
キビナゴの個別凍結品は200円/kg前後のブライン品に対し600〜800円/kgで受け入れられるとの相場差が示され、強みが具体的に読み取れる。
漁獲量減少と都市部販路の必要性を課題として挙げ、個別凍結品による高付加価値化と首都圏販路開拓で解決する計画が読み取れる。
高付加価値化の目標値や売上・単価の数値目標は書かれておらず、実現可能性の根拠はうかがえる程度にとどまる。
従業員16名、新会社設立と製造体制構築の記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は薄い。
都市部の市場で高値で受け入れられる個別冷凍品という価値、キビナゴ等の対象魚種と販路の方向性が具体的に示されている。
首都圏販路開拓や鮮度維持が課題として挙げられているが、スケジュールや解決方法の具体性は薄い。
資本金250万円の新会社設立は書かれているが、財務状況や金融機関からの資金調達の記述は読み取れない。
不凍液を用いた個別凍結は既存のブライン凍結と差別化された技術で、小型魚の個別冷凍という水準の高い高付加価値化が読み取れる。
地域の水産資源減少や過疎化への対応、地域貢献の役割に言及があるが、雇用創出や波及効果の数字は示されていない。
手作業の個別冷凍を機械化し効率化した点はうかがえるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
不凍液技術の特許化とライセンス販売、大学との共同開発が書かれ、技術面での波及は読み取れるがデジタル技術の活用は見られない。
公開されている事例からは読み取れません。
愛南町の天然魚を活かした地域特産品として高付加価値化し、地域過疎化への対応を担う事業であることが具体的に示されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
株式会社魚一家として愛南町産の海産資源を活かした加工品の開発と首都圏市場への販路開拓に注力する意向である。特許を取得した不凍液のライセンス販売にも力を入れる。
真空状態を作れるシーラーを導入した。
効果:賞味期限 6日→18日
高精度CNC工具研削盤を導入し、新しい形状の超硬エンドミル母材を試作した。
効果:電着メッキの硬度(ビッカース硬度) 418HV→551HV
自社で栽培した米を400メッシュ以上の細かさに自社製粉し、その米粉を100%使用した米粉かりんとうを試作した。
効果:製粉能力 0.5kg/時間→10kg/時間