ものづくり補助金平成25年度卸売業、小売業佐賀県

農産加工に於ける量産整備事業(大型乾燥機及び各種機器等導入)

有限会社マルハ園芸

成果大型乾燥機の導入により燃料費が約30%削減された

この事例のポイント

  • 市場外流通品が大量に発生するが、従来は一部を加工販売するにとどまり、大規模な加工販売に着手できていなかった。
  • 大型乾燥機、マルチミル、フードダイサー、簡易型細菌検査機器を導入した。
  • 大型乾燥機の導入により燃料費が約30%削減された。大型乾燥機の導入で燃料費が約30%削減され、生産量は4.1倍に増えて大口ユーザーから受注できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社マルハ園芸
所在地佐賀県 白石町
業種飲食料品卸売業
従業員数30人
資本金300万円
設立2002年

事業の背景

当社は佐賀県産の農産物の卸販売と農産物加工品の製造販売を行っている。市場では品質に問題がなくても形状が悪いなどの理由で市場外流通品が大量に発生している。当社は市場外流通品の大部分を廃棄処理していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力市場外流通品が大量に発生するが、従来は一部を加工販売するにとどまり、大規模な加工販売に着手できていなかった。
  • コスト・採算市場外流通品の大部分を専門業者による廃棄処理に委ねており、再生可能な資源として有効活用できていなかった。

やったこと

大型乾燥機、マルチミル、フードダイサー、簡易型細菌検査機器を導入した。大型乾燥機で用途別にカットした農産物を最適な温度と時間で乾燥させられるようにし、マルチミルで乾燥物の硬軟に関わらず用途別に粉砕できるようにした。フードダイサーで農産物のカット規格を統一し、細菌検査機器で農産物ごとの細菌数を検査できるようにした。乾燥カット野菜や乾燥野菜パウダーの試作品を作り、機械導入前より短時間で大量の加工が可能であることを確認した。新商品「れんこん茶」はれんこんを3パターンに切り、乾燥・焙煎・抽出を繰り返しテストして味・色・香りが良好な自社ブランド品を開発した。

新しい製品・サービス:れんこん茶

事業の効果

  • 大型乾燥機の導入により燃料費が約30%削減された
  • 生産量 1倍→4.1倍
  • 作業の分業シミュレーションを経て生産コストを約2%削減した

大型乾燥機の導入で燃料費が約30%削減され、生産量は4.1倍に増えて大口ユーザーから受注できるようになった。作業の分業により従業員の行動範囲を小さくし、機械の清掃時間を短縮して生産コストを約2%削減した。細菌検査機器によって短時間かつリアルタイムで検査でき、顧客からの信頼が高まった。乾燥野菜製品は健康志向の高まりや調理の手軽さから需要が伸び、関東エリアなど遠方でも認知度が高まっている。

今後の展望

衛生管理や工場内環境整備を進め、乾燥野菜製品の充実を図り、増産とコスト削減、付加価値のある商品づくりを目指す。価格・機能面で優位な商品を効果的にアピールして売上を伸ばし、佐賀県産品の知名度向上に貢献したいとしている。

事業者の声

作物を育て、人を育て、地域を育む、地元密着企業。

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。