回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
冨士樹脂株式会社
成果月間生産能力 100個/月→200個/月
| 事業者名 | 冨士樹脂株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 22人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
プラスチックの溶接による組み立て加工や曲げ加工に定評があり、樹脂の溶接加工では長崎県内で唯一という自負がある。自動車分野ではクリーンディーゼルの普及が進むと予測され、2030年に向けて石油依存度やエネルギー効率の改善目標が掲げられている。その中で産官学連携により燃費向上と公害減少を目的とした装置を開発中だった。
抱えていた課題
やったこと
プラスチック部品の加工精度を高めて高品質の製品を提供するため、NCルーターマシンを導入した。実証試験では期待を上回る成果が出ていたが、重要な部分を占めるプラスチック部品の加工がネックになっていた。新たなマシンの導入により、加工精度の向上と安定した製作を実現した。
新しい製品・サービス:燃料改善と環境保護のために開発された自動車向けの装置
加工精度が上がったことで、月間の生産能力が100個から200個へと大きく向上した。試運転では動作環境に問題がないことが証明され、量産化に向けた活用が期待されている。納期、品質、コストの問題が解決され、今後の量産化への期待が高まっている。国内に加え海外への輸出も見込まれ、需要増大に応えるため改善と改良を重ねていく方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上にわたり制動装置の部品づくりに取り組み、プラスチック溶接加工に定評があると書かれているが、本事業との位置付けの具体的な記述は薄い。
樹脂溶接加工スキルは長崎県内で唯一という自負があると書かれているが、市場動向との関係や競争優位の根拠の数値は示されていない。
加工精度が課題で国内外で試作しても期待に沿う製品ができていないと課題を認識し、NCルーター導入で解決を図ると書かれている。
月100個から月200個へ生産能力が倍になったと数字が示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
輸出の見込みや需要増大への期待が書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は具体的でない。
今後の量産化や改善・改良を重ねる方針が書かれているが、スケジュールや課題解決方法の詳細はうかがえない程度。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
クリーンディーゼル向け装置のプラスチック部品加工という分野で、高品質化を図る内容と読み取れるが、高付加価値化の水準は示されていない。
2030年に向けた石油依存度低減やエネルギー効率改善という政策目標に関連し、環境保護の装置開発と書かれている。
生産能力が月100個から月200個へ2倍になったと数字で示されているが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
産官学連携で装置を開発中と書かれているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
クリーンディーゼルの普及が進むと予測されると書かれているが、日本経済の構造転換との関連は直接述べられていない。
長崎県佐世保市という地域企業であることはうかがえるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長の記述は薄い。
量産化に向けた今後の活用が期待され、国内外への輸出も見込まれている。需要増大に応えるため、さらなる改善と改良を重ねていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%