ものづくり補助金平成25年度製造業大分県

新レーザー加工機導入による商品開発及び商品ラインナップの拡充

株式会社トライ・ウッド

この事例のポイント

  • 既存の機械では大型の木材をレーザー加工できなかった。
  • 新型のレーザー加工機を導入し、ワークサイズ600mm×1,000mmの大型材を加工できるようにした。
  • 導入したレーザー加工機により、これまで対応できなかった大型の部材や精緻なデザインの生産が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社トライ・ウッド
所在地大分県 日田市
業種木材・木製品製造業
技術分野精密加工
従業員数64人
資本金4.054億円
設立1990年

事業の背景

平成2年に上津江村が資本金の大半を出資した第三セクターとして設立された総合林業会社である。上津江の基幹産業は林業だが、林業に従事する人が減っている。同社は森林管理から素材生産、木材加工、販売までを一貫して手がけ、無垢の杉材を使った『津江杉の家』や一年半かけて乾燥させた天然乾燥材などの独自製品を販売している。間伐材や製材の端材を使った木製雑貨も扱っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力既存の機械では大型の木材をレーザー加工できなかった。
  • 新製品・新技術新製品の企画に必要な高性能レーザー加工機がなく、商品の企画力とバリエーションを広げにくかった。
  • 品質・精度精緻なデザインの製品を高精度に加工する設備が不足していた。

やったこと

新型のレーザー加工機を導入し、ワークサイズ600mm×1,000mmの大型材を加工できるようにした。縦横両方向からの貫通加工が可能で、材料は前後左右どの向きからも供給できる。高精度な加工ができるため、アキエ工作社の木製クラフト『d-torso』の製作に対応できるようになった。建築材へのデザイン印字、彫刻、切断加工も可能になり、加工生産速度も向上した。

新しい製品・サービス:木製クラフト雑貨『d-torso』(森の木組みシリーズ)

事業の効果

導入したレーザー加工機により、これまで対応できなかった大型の部材や精緻なデザインの生産が可能になった。建築材にデザイン印字や彫刻、切断を施せるようになり、他社との差別化を図れるようになった。加工速度が上がり、多数の生産にも対応できるようになった。生産性や効率性で設備投資の効果が表れ、新たな顧客層や企業からの受注も増えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。