ものづくり補助金平成25年度製造業鹿児島県

横式自動真空包装機の導入による沢庵漬包装の高度化

株式会社太陽漬物

成果一人当たり生産量 923袋/日→1,500袋/日

この事例のポイント

  • 市場ニーズに応え、あらかじめスライスした適量の沢庵を真空包装した製品を開発する必要があった。
  • スライスした沢庵を整列して包装できる横式自動真空包装機を導入した。
  • 一人当たり生産量 923袋/日→1,500袋/日。工程の自動化により商品を均質化でき、一人当たりの生産量が向上したことで、コスト削減と機会損失の減少につながった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社太陽漬物
所在地鹿児島県 鹿児島県南九州市
業種食料品製造業
従業員数33人
資本金9,000万円
設立1975年

事業の背景

一本形状の沢庵製品の市場は縮小する一方、開封してすぐ食べられるスライス形状製品の市場は拡大しており、日々のスライス製品の生産量は増え続けている。核家族化による家族数の減少や、沢庵を切る手間を避けたいというニーズも背景にある。南九州地域では高齢化の影響で沢庵原料の確保が難しい傾向にある。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術市場ニーズに応え、あらかじめスライスした適量の沢庵を真空包装した製品を開発する必要があった。
  • 生産能力毎年20%以上の増産が続いている中、従来の手動真空包装機では限界があった。
  • 人手・技能一本形状の沢庵を包装する縦式自動真空包装機しかなく、スライス製品を整列して包装するには横式自動真空包装機の導入が必要だった。
  • コスト・採算チルドカップに詰めていた製品は加熱殺菌ができず、賞味期限は従来20日前後と短かった。

やったこと

スライスした沢庵を整列して包装できる横式自動真空包装機を導入した。これにより、一本形状の沢庵の包装に使っていた縦式自動真空包装機とは別に、スライス製品の真空包装が可能になった。あわせて生産ラインを見直し、人員配置を含む生産管理システムの改善を行った。真空包装パックにしたことで加熱殺菌が可能になった。

新しい製品・サービス:スライスした沢庵を真空包装した製品

事業の効果

  • 一人当たり生産量 923袋/日→1,500袋/日
  • 賞味期限 20日→90日

工程の自動化により商品を均質化でき、一人当たりの生産量が向上したことで、コスト削減と機会損失の減少につながった。真空包装パックにしたことで加熱殺菌が可能になり、沢庵を減塩できた。賞味期限も延びた。スライス製品の市場を開拓し、沢庵漬けのスライス化の先駆けとなることを目指している。

今後の展望

スライス沢庵は一袋当たりの原料使用量が少なく幅広いニーズに応えられるため、今後は一本形状の沢庵からの完全移行も検討する必要がある。他の食品のスライス化に倣い、沢庵漬けのスライス化の先駆けとして市場を開拓していきたい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。