回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
キリシマ精工株式会社
| 事業者名 | キリシマ精工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 霧島市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
同社は精密金属部品の微細加工を主力としてきた。海外との競合が増え、主な受注先である光通信・半導体関係の受注量が減少傾向にあった。今後成長が見込まれる医療・ヘルスケア分野への参入により新規取引先を獲得し、受注増による増収を図ることを考えていた。
抱えていた課題
やったこと
NC複合自動旋盤機を導入し、NC自動旋盤とNCマシニング加工の工程を一台にまとめられるようにした。これにより複雑形状に対応でき、精度の向上、加工所要時間と納期の短縮も実現した。価格抑制にもつながり、取引先の満足度が高まった。米国での医療機器関連展示会に出展したところ、海外ユーザーから問合せ・見積依頼があり、自社技術による商品化が可能と判断して試作開発に取り組んだ。
| 加工機 | NC複合自動旋盤機 |
|---|
新しい製品・サービス:医療機器関連分野向けの自社技術による商品(試作開発)
NC複合自動旋盤機の導入により、複雑形状への対応や精度の向上が実現し、加工所要時間と納期が短縮された。価格抑制にもつながり、取引先の満足度が高まって市場の広がりが予想される。米国の展示会をきっかけに海外ユーザーから問合せと見積依頼を得て、新規取引の獲得につながりつつある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
光通信・半導体の受注減を受け医療分野へ参入する方針が書かれ、精密微細加工を主力とする過去の事業の延長上にあるとうかがえる。
精密で微細加工が得意と自社をアピールしてきたことや、海外ユーザーから問合せ・見積依頼があったことが書かれている。
光通信・半導体の受注量減少という課題に対し、医療分野参入と受注増による増収を図る方針が具体的に書かれている。
受注増による増収を図るとあるが、数値目標や付加価値額の目標は書かれていない。
設立10年、従業員30名、資本金1,000万円の企業である旨は書かれているが、補助事業の遂行体制の詳細は書かれていない。
医療・ヘルスケア分野の成長見込みと、高精度・複雑形状加工への顧客要求が書かれているが、ターゲット顧客の詳細は薄い。
試作開発に取り組むとあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
医療機器関連の展示会で海外から問合せがあったとあるが、高付加価値化・高価格化の水準は具体的に書かれていない。
医療関連分野への新規取引先獲得による地域経済への波及効果はうかがえるが、国が補助する積極的な理由は書かれていない。
工程数半減、納期短縮、価格抑制が書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
NC複合自動旋盤による複雑形状加工の実現は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
医療・ヘルスケア分野という成長分野への進出が書かれ、構造転換への関連がわずかにうかがえる。
姶良・霧島エリアの企業で地域貢献を掲げているが、地域特性を活かした雇用創出の具体的記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は半導体・光通信・医療・衛星関係など金属部品全般に取り組み、金属部品以外の関連事業にも広げて、自社ブランドの加工技術の確立とレベルアップを図る。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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